英国幻想蒸気譚 レヴェナント・フォークロア 1

発売日 : 2019/07/17
蒸気と機関の都で、虚実が彩る都市伝説――これは鋼鉄と鮮血の幻想譚。
高度に発達した蒸気機関が世界を席巻した第二次産業革命、通称『蒸気機関革命』により飛躍的な文明発展が遂げられた19世紀末。大英帝国首都、ロンドンで請負屋を営む極東人・封神幎(ツカガミ・トバリ)と錬金術師・ヴィンセントの二人の下に舞い込むのは、いつだって厄介ごとばかり。
混沌に彩られしロンドンに渦巻く都市伝説を追う二人の前に次々と現れる『鋼鉄の怪物《レヴェナント》』の正体とは。
これは、虚実が織り成す鋼鉄と蒸気の幻想譚。
  • レーベル: 電撃の新文芸
  • 定価: 1430円(本体1300円+税)
  • ISBN: 9784049123906

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みんなのレビュー

  • 虚と紅羽
    2019/09/22
    ネタバレあり
    スチームパンクは初めてのジャンルな気がする。世界観は元から好きだったけど、なかなかに難解で頭が痛い………‪w‪w文体がかなり特徴的だけれど、こういう感じの文体は見慣れている所為もあってか難なく読了。 シャーロック・ホームズとか、レヴェナントの名前が幻獣系とか、錬金術師の名前がパラケルススだったりで分かる人には分かる部分があって楽しい。 レヴェナントの支配領域とか、そう言った所が分かりづらかったのは残念。 次巻の発売も決定しているので今から楽しみ。
  • まっさん
    2019/09/04
    ★☆ 時は19世紀末。高度に発達した蒸気機関が世界を席巻した第二次産業革命・蒸気機関革命により飛躍的な文明発展が遂げられたロンドンで、請負屋を営む極東人・封神幎と錬金術師・ヴィンセントの二人の元に舞い込むのはいつだって厄介事ばかり。そんな日常を過ごす彼らはある噂を耳にする。曰く、深い霧が立ち込める夜、出歩いていた人がいなくなる。いなくなった誰かは別の日の霧の夜に街をさまよっている。だがそれはもう別の人。その人であってその人ではない。心を失った彷徨う存在。魂を失った彷徨う存在。霧の夜に攫われて、霧→
  • スプリント
    2019/12/31
    スチームパンクの世界観は好きです。文章が独特なのでなれるまでちょっと違和感がありましたが世界観と妙にマッチしています。漫画の原作かなにかですかね?
  • alleine05
    2019/07/20
    微妙。読み始めはいい感じに思えたのだけど読み終わってみれば期待したほどじゃなかった。蒸気機関やどこかで聞き覚えのある名前がぽんぽん出てくる世界観はいかにもスチームパンクっぽくて良かったのだけど、遭遇する敵はいかにもやられ役のモブっぽいのが約3/4ほども続くわ、主人公にどんな背景があるのかと思えば単に日本の特殊な暗殺者家系の出ですってだけで「それだけ?」って感じだわ、主要登場人物同士の絡みが薄く掘り下げもほとんどなくてドラマが感じられないわ、いろいろもの足りなかった。
  • 蒼1228
    2021/05/27
    ネタバレあり
    kobo版。スチームパンク大好きなので手にとってみた。大英帝国の夜に蠢く異形とか、盛りに盛ってる文体とか、戦闘シーンの描写等々が何となくライアーさんのスチパンシリーズを彷彿とさせるなあ、と思ったらやっぱり作者さんご自身もファンなんですね。親近感。好きなものを好きなように書いたぜ!という感じがひしひしと伝わってきます。とはいえ、トバリと敵の因縁はちょいちょい語られるものの、読者としては何となく置いてけぼり感あり。語り手を事情を知らない別のキャラにした方がよかったのでは?と個人的には思ったり。