学園一の不良娘がオレにゲームを作って欲しがっている
発売日 :
2019/08/30
地味な少年と不良少女の秘密のフリーゲーム制作×実況ラブコメ!!
「オレのためにゲームを作って欲しい」冴えないフリーゲーム制作者・荒木祐介にそう頼んできたのは、校内一の不良でとびきりの美少女・新城響! しかも彼女は、ネットで人気の清純派実況主“ステラ”でもあった。響は自分の実況のマンネリに気づき、それを打破するためオリジナルゲーム実況を考えていた。その制作者に祐介を抜擢してくれたのだ。こうして地味なゲーム少年と不良少女の秘密の関係が始まり――!? フリーゲーム制作×実況ラブコメ登場!!
- レーベル: ファミ通文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784047357303
ファミ通文庫の新刊
みんなのレビュー
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真白優樹2019/09/017冴えないフリーゲーム制作者の少年が、人気実況主の裏の顔を持つ学園一の不良少女にゲーム制作を依頼され、始まる物語。―――例え世界が残酷でも、それでも作りたい熱は譲れないから。 秘密の関係、その中で知る本当の素顔。そんなドキリとするラブコメをフリーゲーム制作の知識で味付けしたこの物語。この業界にいた事のある作者様だからこその現実感と悲壮感、そして創作の熱さに満ちた物語であり、和解熱量の迸るエネルギーに満ちた物語である。一つの創作を終え道は分かれどまた二人で歩きだすその先を見たい。 次巻もあるなら楽しみである。
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リク@ぼっち党員2019/09/054作者さんのフリゲ好きという気持ちが詰まった気持ちのよい作品だった。フリゲはしたことなかったけど、ちょっと興味出た。フリゲ製作者と実況者という異なる立場ながら、面白いゲームを知ってもらいたいという気持ちは共通。共同作業で支え合うところが良かった。利益が関係ないから出来ることがあるというのはわかる。ゲームに力を入れている分、ラブコメとしては情報不足感があった。続きが出れば過去の約束関連のイベントが増えると嬉しい。響は本性出したほうが可愛いぞ。
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息子2019/09/052商業と比較してのフリゲならではの楽しみがこれでもかと詰まってて読んでるこっちまでワクワクさせられる作品だった。ラブコメパートをやりつつそれがゲーム制作のヒントになるっていうのもテンポの良さに一役買ってて良いですね。もし2巻で響の姉ちゃんが登場したらドロッドロになりそう。
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詩川あかり2019/10/311ネタバレあり女番長普通にかわいい。作中読んでれば振舞っている理由は明らかですが 一時期の「つり目=いかついため 人から煙たがられる主人公」に近い気がします 最近はフリーゲームご無沙汰ですが それなりのタイトル持ってきたり 頑張って作業しているサマは 作成経験があるからこその描写。途中からでた白雪さんもフリゲこその熱い想いを持ってはいるし シナリオ上必要だけど フリゲという世界レベルでの規模の話が 作る人が一部の地区に集まってしまっている感じは あまり好きでないので そこは残念(とはいえどうしようもないともいう)
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らびー2019/10/061ネタバレありフリーゲーム製作に対する熱意の詰まった作品なのだけれど、後半のえんため大賞編が、ちょっと謎でした。 フリーゲームのコンテストなのに、そこに実況が含まれるというもの。実況によってその作品の良さをアピールし、最後は投票する。 これだと作品そのものの良し悪しよりも実況主の力量によって本来の評価を超えたものか、あるいは低い評価で投票率が変わってしまうんじゃないか。また実況主によってはそのチャンネル登録者数や再生回数も異なるでしょう。 できるだけ平均的に選んだとしても。 それって何の意味のあるコンテストなのか。
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