民俗学研究室の愁いある調査 その男、怪異喰らいにつき
発売日 :
2019/07/13
呪われた凸凹コンビが 神の婚礼の謎に迫る、オカルトミステリー開幕!
民俗学のフィールドワーク中に“呪われて”しまった大学院生・名鳥歩。彼の周囲では不可思議な研究室荒しや、動物の亡骸が散らばる事件が続く。
身に危険が迫った名鳥に、教授が紹介したのは“怪異喰らい”と呼ばれる謎の美青年・朽木田千影だった。
常に不機嫌そうな朽木田と脳天気な名鳥のふたりは、福井のある農村の風習を手がかりに“呪い”の秘密に迫っていくのだが……。
謎が明らかになる一方、「怪異喰らい」となった千影の哀しい過去を知ってしまった名鳥は――?
身に危険が迫った名鳥に、教授が紹介したのは“怪異喰らい”と呼ばれる謎の美青年・朽木田千影だった。
常に不機嫌そうな朽木田と脳天気な名鳥のふたりは、福井のある農村の風習を手がかりに“呪い”の秘密に迫っていくのだが……。
謎が明らかになる一方、「怪異喰らい」となった千影の哀しい過去を知ってしまった名鳥は――?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784040731940
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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ダージリン2019/08/0230ネタバレあり他称「墓マニア」の主人公歩が民俗学の調査で何者かに憑かれて(呪われて?)しまう。教授から怪異喰らいの謎の少年千影を紹介されるが、歩の想いのベクトルが千影に向きすぎてて、そこが良い(笑)。呪いの元凶は異類婚姻譚で、先が気になる面白さでした。このコンビ、また読みたいです!
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はづき2020/09/1517民俗学を習っていて、気になったので読んでみた。フィールドワークに行って、呪われた名鳥歩。身に危険を感じた名鳥は、怪異喰らいと呼ばれる謎の青年の朽木田千影とともにもう一度手がかりを探しにいくと、その土地の呪いの秘密に迫っていく話。民俗学で習った両墓制の話とか御神体が山のお話とか出てきて凄くテンションが上がった。名鳥と朽木田のやりとりが終始面白い!結構ファンタジーではあるが、民俗学好きな人や異形が好きな人にオススメですね!!
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彩灯尋2022/10/2513民俗学。なにかと憑かれやすい主人公と、怪異を喰らうことができる謎の青年(顔が良い)のストーリー。主人公が青年を好きすぎなのに青年は塩対応というコンビ具合がとっても好き。主人公は表紙のイメージより好き好きしてたな(笑)。文章もきれいで読み心地が良かった。
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にゃうぴょん2020/05/0510面白かったです。フィールドワーク中に呪われてしまった名取君と怪異喰らいと呼ばれる朽木田君が呪いの秘密に踏み込んでいくお話でした。蛇神様の執着や戻らない人の残る結末でしたが、名取君の明るくいい人なキャラに暗い読後感にならなかった気がしました。は
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あずとも2019/07/159オカルトミステリー。主人公のキャラのおかげか作中も終わりも楽しいものではなくても悲壮感があまり感じられず不思議な読後感。続きを読んでみたい
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