数字で救う!弱小国家 4 平和でいられる確率を求めよ。ただし大戦争は必須であるものとする。

発売日 : 2019/07/10
「この国を、新たな世代に繋ぐために」。ナオキとソアラは《大戦》に臨む!
紆余曲折の果てに、契を結んだソアラとナオキ。女王となったソアラは一児の母となり、そしてナオキは王配(女王の夫)としてソアラを助けつつ、宰相としての職務を日々こなしていた。
なぜかちゃっかり宮廷女官長兼ナオキの愛人(女王陛下公認)におさまっているテレンティアが、しっかりナオキとの子を作っていたりするが、それはさておき、弱小国ファヴェールは平和であった。
――そのはずだったのだが。
ファヴェールが所属する国家同盟と、他の諸国連合の関係が悪化。史上最大規模の、『国家連合同士の大戦』が迫る。
次なる世代に国の未来を繋ぐため、ソアラとナオキは、新たな戦いに臨む!!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784049126716

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みんなのレビュー

  • 佐治駿河
    2025/05/09
    3巻から五年が経過した世界。ナオキはソアラと結婚して子供もいる状態。そしてテレンティアとの間にも子供が…。この世界では妻が複数いても不思議ではなくソアラ公認なので問題は無いですが、この設定をラノベで描く事は珍しいので素直に賞賛したいです。本書の内容的には序盤はトゥーナの活躍が描かれて、中盤以降は新たな戦争へと向かっていきます。個人的にはどうしても数学を用いるなら経済戦争を含めた内容を期待してしまいますが、それは置いておいてもこの4巻がもっとも好きな話になりましたね。
  • むっきゅー
    2019/07/20
    待望の第4巻は、前巻から5年後。王女ソアラと元皇女テレンティアの間に、それぞれ1ずつ子供ができた宰相ナオキ。世の中は、二大宗教派閥が争う多国間戦争の時代で、同盟国の要請を受けて新たな戦争を始めることとなった、ソアラとナオキ率いるファベール王国。宗教戦争+第一次大戦みたいだな。2巻で敗戦を喫した騎馬大国ピエルフシュ共和国に宣戦布告するか、ナオキのセリフ回しがヤン・ウェンリー化してきたな。楽して勝つために戦略を駆使するとか。そして、敵サイドにも「魔術師」と呼ばれる戦略家の存在が示唆され、次巻への期待大です。
  • トンちゃん
    2020/05/07
    ナオキとソアラが結婚してからやく5年後のお話。ヒロインが子供産んでる珍しい設定なのはいいんだけど、サブヒロイン的位置にいた子が愛人設定になってて、その娘との間にも子供が出来ていることがショックでした。 なんか、中世異世界物とはいえ節度はないのかと… 主人公は成長していて宰相っぽく重みのあるキャラになってました。今作は珍しく他国に攻め入るお話。そこでの戦術に数学が駆使されていて、戦略好きな人には面白く読める1冊だと思います。 トゥーナも成長していて、いつの間にか14歳。相変わらず天才です笑
  • S.T.
    2020/01/14
    ネタバレあり
    なんと3巻から5年経過。27歳既婚愛人ありの二人子持ちとか電撃主人公では珍しいような。誰が愛人かは説明不要やね。かわいそうな立ち位置になっちゃったのは14歳ツナちゃんだけど、まあ仕方ない。その分おやっさんことレオンの息子、ドグがいい役回り。大戦争の相手は、騎兵最強のピエルフシュ共和国。最強騎兵に勝つといえばあの戦術の出番だけど、結果が予想通りでも十分楽しめた。元々3巻完っぽかったので、4巻が出たのは僥倖だったのかもね。パターン化してるので、長編シリーズとして続けるのはやや厳しいか?次巻が出れば買うけれど。
  • まるぼろ
    2020/03/06
    前巻から5年、ナオトも二児の父親となった世界で今度は宗教対立を背景とした連合国家同士が大戦争を繰り広げる事になる中でファヴェール王国の採った選択は…と言うお話です。前半のツナちゃんの監査のパートではまだ戦争の影が見えてこなかった所から中盤以降のピエルフシュ侵攻と大きく話が動きましたが、戦術思想の違いがモロに出た戦争だったなという印象を受けました。他にはドグは真面目で良い子な印象ですが、この先彼が報われる日が来るのかどうかと言う所も気になったりでした…w しかし次巻、さらなる大戦争の予感が…、気になります。