最後の晩ごはん 秘された花とシフォンケーキ
発売日 :
2019/06/14
オーディションに挑む海里と、料理に向き合う夏神。それぞれの新たな一歩!
芦屋の定食屋「ばんめし屋」。
節分の恵方巻きを振る舞う店員の海里と店長の夏神のもとを、
作家の淡海が訪れた。
彼は海里が小説のモデルであると発表し、
騒ぎになったことを謝罪。
そして罪滅ぼしのように、
海里にオーディションを提案する。
それは小さな店で行われる、往年の人気女優との朗読舞台。
一方夏神は、昔懐かしい料理を復活させ、
看板メニューにすべく動き始めるが、
厄介な幽霊が現れ……。
心震える青春お料理小説第12弾。
節分の恵方巻きを振る舞う店員の海里と店長の夏神のもとを、
作家の淡海が訪れた。
彼は海里が小説のモデルであると発表し、
騒ぎになったことを謝罪。
そして罪滅ぼしのように、
海里にオーディションを提案する。
それは小さな店で行われる、往年の人気女優との朗読舞台。
一方夏神は、昔懐かしい料理を復活させ、
看板メニューにすべく動き始めるが、
厄介な幽霊が現れ……。
心震える青春お料理小説第12弾。
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784041084502
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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しんごろ2019/07/13297今作は、料理がいっぱいでてきて良かったです。そして、夏神さんが、ハッキリと見える幽霊?が久しぶりに現れたね。それは置いといて、海里も夏神さんも、一歩前へ進みそう。互いに過去を乗りこえてほしいね。新しく準レギュラーになりそうな登場人物も登場したし、これは終わりそうで終わらないな。まだ続くな。それにしてもロイド、なんだかんだ場を和ませるよね。海里と夏神さんを見ていると、オッサンの俺でも、まだ一歩だけでも成長できそうな気がします。海里と夏神さんと共に前進したいですね。
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たっくん2020/09/17196ネタバレあり阪神芦屋駅近くの「ばんめし屋」。営業は日暮れから明け方まで、メニューは日替わり定食のみ。店主は夏神留二、店員は元俳優五十嵐海里と眼鏡の付喪神ロイド・・ある日、常連客売れっ子小説家淡海五朗が来店、スキャンダルで芸能界を追われた海里に「カフェ兼バー「シュ・ストラスト」のマスターが朗読・ステージに立つ人を探している」と。朗読相手役は「こどもリズムタイム」ゆうこお姉さんの倉持悠子、オーディションに臨む海里に「芸能界復帰の道」が見えるが。そんな時、ばんめし屋には、夏神の師匠の本に魂を移した幽霊が現れて・・面白い。
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ゴンゾウ@新潮部2022/06/23107ネタバレあり今作は夏神、海里にとって大きな成長を予感させる展開でした。海里は役者復帰に向けて往年の名女優から指導を受けることに。夏神は師匠の料理への向き合いを再認識することに。充実した作品でした。
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タイ子2019/06/27104海里が一歩進むことが出来た。でも、定食屋はそのままって言うのが私は嬉しい。俳優業に戻ってしまったら寂しいじゃないか。帰れるところがあるっていいよね。夏神さんの懐の広いところを見た気がした。今回の幽霊は珍しい所からひょっこりはん!彼のエピソードにうるっとしながら夏神さんの作るケーキが懐かしの味がただよってきそう。ゆうこお姉さんの登場でこれから先が楽しみになってきましたね。
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あっか2019/08/29101シリーズ第12弾、最新作。今回もホロリ〜。夏神さんの「俺らの大事な人らは潔う成仏し過ぎやな」という台詞が個人的にめちゃくちゃ切なかったです…展開的には、確かに久しぶりに見るパターンな感じ!遠回りしたり悩んだり後退したりだけど、本当に少しずつ少しずつ海里も夏神さんも自分の道を見つけ進んでいっている感にじんわり。新キャラも登場して世界が広がって行っています。出汁のきいたおでん食べたい。ポークチャップも食べたい〜。(あ、あと今巻なぜか海里の口の悪さというか言葉選び?が気になったような…^^;)
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