リベリオ・マキナ 2 《白檀式》文月の嫉妬心

発売日 : 2019/06/08
絡繰騎士&吸血鬼の最強タッグが動き出す! 《白檀式》開発の真相とは――
☆★☆月刊コミック電撃大王8月号(6/27発売)より、コミカライズ連載スタート!☆★☆

 ヴァンパイア革命軍による虐殺テロ騒動から三週間――水無月の活躍で共和国に平穏が戻ったかに思われたが、カノンやリタの期待に反し、国内では吸血鬼に対する排斥運動が急速に拡大していた。
 人間と吸血鬼の決裂を防ぐため、そして白檀博士の無実の罪を晴らすため、先の睦月との戦闘で明らかになった“《白檀式》の人工頭脳”に組み込まれた“吸血鬼の脳”の真相を探る水無月たち。ところがそんな彼らの元に突如、世界最大のオートマタメーカーCEOが現れて……。
 カノンの宣戦布告と共に、吸血鬼王女と絡繰騎士の最強タッグが動き出す、正義と反抗のバトル・ファンタジー第2巻!!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784049125221

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みんなのレビュー

  • ami*15
    2019/09/20
    必要とされないオートマタは単なる“処分品”に過ぎないのか?水無月を「処分品」のオートマタだと言い張るユーリに立ち向かう水無月&リタ、水無月との種族を超えた絆を証明する戦いに心が揺さぶられた。作られた存在でありながらも人間同様の温かな感情を持つオートマタたちの物語にはとても惹かれるものがあります。水無月の存在は人間であり「家族」でもあるカノンと吸血鬼であり大事な「仲間」でもあるリタの日常に欠かせない存在であったことを改めて実感した今回のエピソードでした。
  • まっさん
    2019/08/30
    ネタバレあり
    ★★★☆ う〜ん…面白かったものの正直前巻ほどの勢いはなかったかなと。表紙やあらすじから今巻はリタ回だと期待していたが、そこまで出番があるわけでもなく。確かに共闘シーンもあったけれど、基本的に水無月が闘って最後にチョロっとリタも手を貸す〜程度で話が終わってしまった。また、終盤に闘ったとある敵がいくら性能の良いパーツを使っているとはいえ、前巻では睦月相手に善戦していたのに今巻では手も足も出ないのは流石に違和感を拭えない。割と早いペースで物語が進んでいるが、もしかしたら次巻で完結かな…?
  • まるぼろ
    2019/06/13
    テロ騒動から三週間が経ち、カノンやリタの期待とは裏腹に吸血鬼に対する風当たり厳しくなる中、白檀式に関するある事への関与をメティス・グループに疑う水無月達だったが…というお話です。今巻は主に水無月とリタが中心のお話でしたが、水無月とリタのお互いの理解不足から来たちょっとした仲違いからのユーリ戦での共闘に至るまでの話はとても良かったと思いました。そのユーリにしても自身の言葉とは裏腹な白檀式のコンセプト通りの行動と最後の決断もまた良かったと。次巻も厳い情勢になりそうなラストでしたがどんな話になるのか楽しみです。
  • 真白優樹
    2019/06/10
    テロ事件から三か月、人間と吸血鬼の溝が深まる中、新たな悪人が世界に嵐を起こす今巻。―――選べ、自らの意思で為すべき正義を。 吸血鬼の脳の真実を探る中、蠢く悪の思惑、その側に侍るは新たな白檀式。水無月達の戦いが新たな段階へと進み、世界がまた混迷の度合いを深めていく今巻。 機械ではなく自らとして、選べぬ筈の可能性をその手に。成長を続ける水無月の活躍が眩しいと共に、熱い戦いの中でそれぞれの魅力が再び開花する、更に面白さを増していく見逃せぬ巻である。深まる闇は世界にどんな混沌を齎すのか。 次巻も須らく期待である。
  • かっぱ
    2019/06/10
    絡繰騎士シリーズ第2弾。2巻も前巻に負けじと面白い。世界最大級のオートマタメーカーのCEOの登場に、オートマタの祭典ディーツェ・フェアを舞台にした物語。まだまだ機械じみた水無月の所作はあれど、人として当たり前の感覚を少しずつ手に入れて、確かな成長をしている描写が読んでいて気持ちが良い。どこか噛み合わないながら成立している三人の平穏な日常と対吸血鬼を連想させるバトルの非日常のバランスが良くて、読ませるところは読ませてくれるのはポイントが高い。今後、どのように水無月が成長していくのか追いかけたくなるシリーズだ