ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか? 2

発売日 : 2019/06/08
食材はスライムに脱法ミルクに、太古のグルメ? 美味しい記憶が想いを紡ぐ
 夏も盛りの終末都市、東京。ある晩、空を覆った巨大なオーロラが電磁災害を引き起こし、街は暴動、紛争、大混乱。そんな時でも食のオアシス《伽藍堂》は明るく元気に営業中! ……と思いきや、自家農園で謎のゲル状生物が大量発生! リコが駆除に奮闘する一方で、ウカはなぜだかほろ酔い気分。二百年前の過去が蘇り、事態は思わぬ方向へ……?
 オーロラから始まるドタバタ騒ぎも、仲良し二人にかかれば、ご馳走に大変身。食材はスライムに脱法ミルクに潜水艦!隠し味は、大切なあの日の思い出とひとつまみの幻覚剤!?
 遙か彼方の記憶たちと巡り逢う、夏の爽やかな逸品を、どうぞ召し上がれ。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784049125689

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みんなのレビュー

  • スズ
    2019/06/29
    フェザを離反したヤシギを追う人類進化機構の追撃部隊からの逃走劇と、新たな自律人形遺産の少女の心の裏に隠されたある想いが印象的な第2巻。白ワインと葡萄のスライムゼリーや、鯨ミルク製のチーズバーガー等、お腹がグ~と鳴りそうな料理が沢山登場し、それらを幸せそうに頬張るリコ達の食事風景が更に飯テロバワーを高めていて最高。終わりきった終末の世界に息づく危険な生物も丁寧に調理していく過程がしっかりと描かれているので、グルメ系作品の中でもかなり好きな部類です。ウカのお料理ラジオをもっと聞いてみたいのでスライムもう一杯!
  • nishiyan
    2019/07/07
    ウカとリコがオーロラの発生からスライムまみれになったり、ヤシギを巡る騒動に巻き込まれる本巻。ウカの作るお料理はスライムに脱法ミルク、クジラのチーズとディストピア飯感マシマシなのだが、美味しそうに感じるのは食べているリコたちの表情が見えるからだろう。物語は新たな自立人形遺産・語り手の登場で切ない系だったのだが、2年前の二人が出会った頃の話が随所に盛り込まれることもあり、百合さは前巻比120%。なぜリコがウカに引っ張られるのかよくわかった。ウカの一目惚れ?から始まったこの物語がどうなるのか、次巻が楽しみ。
  • ユウ@八戸
    2019/06/14
    ネタバレあり
    ほんのり百合風味なだけかと思ってたら、まさかの育ての親公認の百合だった。いいね!ウカとリコの出会い、ヤシギの過去、エルフの招待。そして今回の食材はスライム、脱法ミルク、鳩料理にちらし寿司。コーンフレーク食べたときの、やたら美味しい牛乳に名前が…。なんやかんや全部美味しそうなのがすごい。3巻はもっとはっちゃけてほしいですね。ヤシギとカンナもいい感じだし。楽しみ。
  • 真白優樹
    2019/06/10
    空を覆ったオーロラのせいか謎のゲルがやってきたり、リコが鯨と戦ったりする中、ヤシギを追いウカの同類が店を襲撃してくる今巻。―――何が無くても覚えてる、全てが始まったあの日の事。 スライム食べたり潜水艦を食べたり。終末世界故の未知のグルメが更に加速する中、リコとウカの出会いが描かれる今巻。 料理とは、一人では完成しない。そんな当たり前の事実を再び教えてくれる巻であり、二人の絆の始まりと馴れ初めが描かれる、あらゆる意味で御馳走様と言いたくなるこそばゆさと甘さが際立つ巻である。 勿論次巻も楽しみである。
  • タイコンデロガ級
    2019/06/11
    作者の方がTwitterで2巻は百合度マシマシって言ってましたが、確かに前巻より濃度たかいですね…素晴らしいですねぇ! ただ料理の描写は1巻の方が美味しそうと感じたものが多かったかも。