七つの魔剣が支配する 3

発売日 : 2019/05/10
運命の魔剣を巡る魔法バトルファンタジー、待望の第3弾!
オフィーリアが魔に呑まれ、ピートがその使い魔に攫われた。キンバリーの地下迷宮に消えた生徒数の多さに、学園内は厳戒態勢が敷かれる。学生統括のゴッドフレイをはじめ、上級生らが奪還に向かうも救出活動は難航していた。
 迷宮の深みに潜む魔女を相手に、自分たちに何が出来るのか? 苦悩するオリバーらに、ある人物が取引を持ちかける。それは彼らにとっての光明か、それとも破滅への誘惑か。
 目指す場所は地下迷宮の更にその奥。想像を超えた環境と罠、恐るべき合成獣たちが行く手を阻む。果たして彼らはサルヴァドーリの工房にたどり付き、友人を取り返すことができるのか──。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784049125139

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みんなのレビュー

  • 海猫
    2019/05/13
    内容は2巻の直接的な続き。かなり多数の登場人物が入り乱れるが、交通整理して混乱せず入りやすい。冒頭に登場人物表があるのも助かった。ほとんどが迷宮の中で展開するので、今回は学園ドラマ要素は少し薄い。にしても濃いドラマはちゃんとあり、そこは読ませる。次巻は二年生編の開幕だそうで、早いというかテキパキ進んでるというか。
  • まっさん
    2019/05/10
    ネタバレあり
    ★★★★☆ ここ一年で発売された新作の中ではダントツで期待値の高い「七つの魔剣が支配する」前巻の引きが気になりすぎる終わり方だったために発売日に即購入即読了しました。とりあえず読了後に真っ先に感じたことは、読了後にこんなにも心がしんどくなったのは久しぶりだな、と…。序盤は今巻のキーパーソンでもあるオフィーリア=サルヴァドーリの過去の話。彼女が一体どういう悲しい宿命を背負っているのか、またそんな彼女にも信頼出来る仲間が出来るもののいずれ破綻するであろう未来を暗示させる展開。一応今巻のボスキャラでもある彼女→
  • 虚と紅羽
    2019/05/12
    ネタバレあり
    オフィーリア中心の話。1年組はオリバー、ナナオ、シェラがメイン。 サルヴァドーリの血筋がオフィーリアを狂わせたんだ。誰からも避けられてきた彼女がかけがえのない親友を得て、自らを忌避しない憧れの存在を得て。それを失うなんて彼女が耐えられるわけがないんだよ。 だからゴッドフレイにはせめて、せめて彼の中でのオフィーリアが仲間を傷つけた「魔」という認識で終わらないでほしい。カルロスが『お迎え』として彼女と共に消えてくれて、彼女の為に生きてくれて、それほど彼女を愛してくれていて、そこだけは彼女も救われたと思う。
  • S.T.
    2023/01/24
    ネタバレあり
    オフィーリア=サルヴァドーリ。悲劇の少女であることは間違いないんだけど、Fate/stay nightの間桐桜を筆頭に「魔道の名門の悲惨な環境で生きざるを得なかった少女」を読み過ぎたせいか、変な耐性が(苦笑)。ウィットロウ先輩も主人公たちにとって良い先輩だったけど、そこまで感情移入出来ず…というのが正直な感想だった。この二人よりも、自分の欲望を隠さない上で「良い先輩」である蛇眼とオリバーら3人の奪還行が面白かった。剣花団以外ではミリガンが一番好きかもしれん。ガイやピート、カティは成長イベントが来そうだな。
  • よっち
    2019/05/10
    オフィーリアが魔に呑まれその使い魔に攫われてしまったピート。迷宮の深みに潜む魔女を相手に何が出来るのか、現実に直面して苦悩するオリバーたちに、先輩のミリガンが取引を持ちかける第四弾。極めて困難な状況にミリガンの助力を得て救出に向かうオリバーたち。一方で明かされてゆく複雑な生い立ちゆえに孤独だったオフィーリアが得た居場所と、不器用で純粋な想いが決定的にすれ違ってしまった過去がどうにも切なくて、こういう結末を迎えるしかなかったとしても、最後まで寄り添ったカルロスの存在が彼女にとって救いであったと思いたいです。