人形剣士は絶ち切れない 2 一等審問官ガルノーの決断

発売日 : 2019/05/25
決して絶ち切れることがない、二人の絆の物語。第二章――
人形剣士ブレイスの次なる依頼、それは職人の街クオーヴルに迫る災厄の吹雪を止める為『吹雪の主』を倒すこと。だが、先の死闘でリネットの魔力が尽きて以降、ブレイスは満足に戦えずにいた。本来の力を取り戻すべくリネットを操る特訓を始めるが、なかなか思うように結果が出ない。そんな中、花火職人見習いのクロシェと出会う。彼女はある願いを胸に、花火の術を学びに来ていた。クロシェの願いが『吹雪の主』と結び付いていることに気づいたブレイスは更に特訓を熱を入れていく。しかし、未だリネットは思うように動いてはくれない。そして吹雪は無情にも街に迫り――。様々な思いが交錯する最優秀賞受賞の絆の物語、第二幕。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040656687

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みんなのレビュー

  • まっさん
    2019/08/17
    ★★☆ 前巻の時に合わなかったガルノー視点で話が進むという形式がなくなっていてそういう意味では読みやすくなっていたものの、前巻の時にはそこまで感じなかった主人公・ブレイスのキャラクター性が合わなすぎてかなりきつかった。自分の理想を追い求めることはとても素晴らしく大事なことだと思うけどそれに対して無策であったり何の根拠もないのに我を貫くのはただのワガママな人に感じられてしまう。またその他の部分では逆に薄っぺらさを感じてしまうため、より一層好きになれないな〜と読んでいて辟易させられた。逆にガルノーはきち→
  • 真白優樹
    2019/05/28
    職人の街に迫る吹雪を引き連れる獣を倒す為再びリネットを操る訓練をブレイズが続ける中、花火職人見習の少女と出会う今巻。―――凍てつく吹雪を越え咲かせよ、変わらぬ絆の大輪の花。 リネットの不調によりスランプのブレイズ、そんな彼の元に現れる新たな審問官達、そしてガルノー。吹雪迫る街を舞台に、それぞれの思惑が巡り、ガルノーが一つの決断を下す今巻。 それぞれ形の違う絆がそこにある、形は変わっても変わらぬ温かさが満ちている巻であり、どこか感動を誘ってくる巻である。続く道、その先の希望とは。 次巻も須らく期待である。
  • ツバサ
    2019/05/28
    2巻はなんか変に落ちついた空気になっていて、1巻の熱量はどこへ。今巻はプレイスとガルノーの心の揺らぎが軸だから、物足りなさはあるが物語的に山があり良かったかな。
  • HANA
    2019/09/17
    今回は職人街に発生した吹雪と対決。主人公のキャラクターがなんか気に入っていて今回も良いキャラだった。
  • かっぱ
    2019/06/05
    絆で結ばれた人形剣士シリーズ2弾。様々な職人が集まる職人街クオーブルを襲う吹雪に立ち向かう物語。親友に花火を見せたいと願うクロシェに突き動かされるように確かな決断をするガルノーの成長に胸が熱くなる。スランプに陥っていたブレイスも変わらず誰かの笑顔を求めて立ち向かうことを諦めない姿勢には好感が持てる。一巻ほどの熱量はないにしても確かな人の繋がりを感じる一冊に纏め上げていて色んな未来を想像してしまう。最後のクロシェの言葉が胸を打つ。誰かの借り物じゃない。自分の信念を持って歩く人たちはいつだって美しい