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ファンタジア文庫の新刊
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よっち2019/03/2035崇宮澪によって救われた世界。しかし皆が笑顔で過ごす中、どこか違和感を覚える士道に狂三は衝撃の真実を告げる第二十弾。十香が作り上げたという理想の世界を元に戻すべく動き出す士道。世界を維持するための霊力を捻出すべく、そして士道への告白権を賭けて戦う精霊たち。精霊たちそれぞれのらしい魅力的な姿を存分に描きつつ、一方で天香こと反転十香も交えた十香とのデートも印象的でしたが、狂三も四糸乃もいい感じに存在感を見せた末の結末は切なかったです。でももちろんこれで終わりじゃないと思うので、ここからの巻き返し期待しています。
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わたー2019/03/2028★★★★★全ての事象が都合よく書き換えられた優しい世界を舞台に、無から生まれた精霊との最後の戦争〈デェト〉の幕が上がる。この1年で積み重ねたものを再確認するための穏やかで微笑ましい、それこそ世界の命運なんて関係ないほど自然なデェトだったのに、それが消えゆく彼女への餞のように思えて胸にズンとくる。優しい世界を少しでも延命させるために行われる精霊たちのバトルロイヤルと、その勝者が思いの丈をぶつけるシーンは、普段の彼女からは想像がつかないほど熱かった。そして、私の涙腺が持つわけもなかった。
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シルビー2019/08/0824ネタバレあり前回の続きから。十香の反転体が創った世界で十香とデート、その裏では精霊のバトルロワイヤルが行われるというお話。バトロワは引き伸ばしのようにも感じたけど、四糸乃が想いを口にして、最後に感情をぶつけ合うところは色々とキマした。次巻は十香を取り戻す話になるんだろうか。最終巻、期待してます。
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しぇん2023/11/1220前巻でメインな話は終わったから後始末なのかな?と思いかけたところからの不穏な描写だったのに平和な始まりで、逆に不穏と思ってましたが…。まさかの精霊バトルロワイヤルなどあり、優勝者も本当に意外でした。しかし、狂三さんに能力まで奪われてしまった二亜……。色々不遇ぷりが
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サケ太2019/05/1816偽りの平和。いない大切な人。精霊、乙女たちによるバトルロイヤル。前回までのシリアス全開の話ではないが、“十香”の核心に迫る物語。最後の慟哭。どうなるんだよぉぉぉぉぉっ!
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