君死にたもう流星群 3

発売日 : 2019/02/25
「私――アイドルになるのが夢なの」
人工衛星テロ『大流星群』で命を落とした天野河星乃。平野大地は彼女を救うため、高校時代にタイムリープを果たす。そこで彼はクラスメートの少女・宇野宙海がアイドルを夢見ていることを偶然に知ってしまう。涼介や伊万里の姿から、夢を追う人生の素晴らしさを学んだ大地。しかし、未来で見てきた25歳の宇野は、夢破れて挫折していた――。失敗が確定した夢は、果たして夢と呼べるのか。大地が苦悩する中、アパートの上空に謎のドローンが出現し、星乃を監視し始める。再び暗躍を始める六星衛一、月見野市に降り注ぐ謎の隕石群、そして地球外生命体発見の情報――。『夢』と『宇宙』がテーマの感動巨編、超展開の第三弾!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 726円(本体660円+税)
  • ISBN: 9784040655116

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みんなのレビュー

  • ami*15
    2019/03/02
    誰にでも心の中に自分にとっての「宝物」と呼べるくらい好きなものがあると思う。優等生の宙海には「アイドルになりたい」という夢があるが、実際は安定した仕事に就くようにと親から大反対されている。大地に秘密を知られたことから大切な宝物を守るため「戦争」と彼女なりに表現し、親の理想に立ち向かっていく宙海の姿が立派でした。そんな私は宙海の親が言う「安定した就職先」を選ぶか、自分の好きなことを仕事に選ぶのか読みながら凄く考えてしまった。宙海の今後も楽しみですが、星乃を巡るメインの物語も次巻で大きく動きそうな予感ですね。
  • まりも
    2019/03/02
    友人の夢を後押しする大地に、今まで目を瞑ってきた罪が襲いかかるシリーズ第三弾。圧倒的な満足度。こいつはスゴすぎる。読んだ人の背中を押す"前向きになれる力"ばかりに目がいっていたけど、この作品はSFサスペンスとしても超一流の面白さを持っていたんだという事を今回の件で知らしめたのではないか。大流星群の真相、夢を応援する事、人生とはなんなのか、タイムリープの罪と罰。1冊の中にこれだけ多くのことが詰まっている作品って中々ない。ありとあらゆる要素が複雑に絡まる中、果たして今後の展開はどうなっていくのか。次巻必読。
  • よっち
    2019/02/23
    宇野宙海がアイドルを夢見ていることを偶然に知ってしまった大地。失敗が確定した夢は果たして夢と呼べるのか。大地が苦悩する中、アパート上空に謎のドローンが出現し星乃を監視し始める第三弾。自分の知る未来では公務員だったはずの宙海と対立するその母親にかつての自分の姿を見る大地。一方で星乃に対する六星の動きが活発化していて、さらに思わぬ急展開におおぅ…と絶望的な気分にもなりましたが、二周目での彼は確実に変わりつつあるということなんですかね。いろいろ構図が変わってきた状況での転校生…またひと騒動ありそうですね(苦笑)
  • むっきゅー
    2019/03/09
    ヤンデレ化した葉月と、アイドルになるのが夢の委員長メイン回。大流星群事件の真相の闇はさらに深まった。サテライト社の犯行という単純な構造ではなさそう。今巻はドローン同士のバトルが見せ場で、ストーリーも相変わらず面白かった。ただ、葉月が気の毒で仕方がなく、ラストの展開も酷かった。未来に残された葉月はどうなってもいいのか?主人公の平野にはガッカリですね...。
  • ゆなほし
    2019/09/16
    シリーズ3作目。クラス委員の宙海がアイドルを夢みている事を偶然知ってしまった大地は、その夢を応援しようとするが、同じ頃星乃を監視し始める謎のドローンが出現し…。今巻はユニバースこと宇野宙海にフォーカスを当てており、親の意見に逆らえず精神的奴隷になっていた宙海の夢を叶える為に大地が説得するシーンに胸を打たれた。しかしその裏で確実に人工衛星テロを取り巻く一連の事件は進んでおり、宙海パートも入れながら事件の確信に迫っていく構成は流石。今巻も驚くべき事実が次々判明し、続きが気になって仕方無い!