君は月夜に光り輝く+Fragments

発売日 : 2019/02/23
僕は今でも君が好きだよ――映画化も決定、あの感動作が再びよみがえる!
不治の病「発光病」で入院したままの少女・渡良瀬まみず。余命ゼロの彼女が、クラスメイトの僕・岡田卓也に託したのは「最期の願い」の代行だった。限られた時間を懸命に生きた、まみずと卓也の物語の「その後」とは――。
「僕は今でも君が好きだよ」少しだけ大人になった卓也と、卓也の友人・香山のそれぞれが描かれていく。他、本編では語り尽くせなかった二人のエピソードも収録。
 生と死、愛と命の輝きを描き、日本中を感動に包み込んだ『君月』ワールドが再び。

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みんなのレビュー

  • 海猫
    2019/03/11
    本編を補完するような内容であったり、別視点を描いたりする短編6編から成る一冊。なかでも「ユーリと声」が香山視点でもっとも長いが、ちょっと香山に感情移入するのがしんどかった。あとがきを読むと香山が「作者の自分からすごく遠い存在」だったそうで。なんかそんな気がする。他の作品は長編小説の本編からこぼれ落ちてしまった切片、といった感じでけっこう良かったです。
  • カメ吉
    2019/03/04
    ネタバレあり
    『君月』の続編で短編集。映画の前に読めて良かった。まみずと卓也の前作の代理行動の裏側?側面を書いたものは前作を思い出して泣きそうになりました。まみずの卓也への心情の変化とか卓也のその後の後日譚もあり楽しめたと思う。 全体的には卓也の唯一の友人?香山のまみずへの思い、そして卒業後のストーリーが半分以上だった様に感じた。香山編の話も独立した話として面白かった。 卓也と香山の更なる今後が気になる。卓也の31歳は書かれてたけど31歳の香山はどうなってたか気になる。
  • 黒瀬
    2019/03/06
    ネタバレあり
    『君月』のその後や本編で語られなかった幕間劇を描く短編集。香山と謎多き女性、ユーリとその娘の儚くも爛れた生活を表現している『ユーリと声』は書き下ろしであり本書で特にお気に入り。卓也がその後どう生きたか、まみずの死をいかようにして乗り越えたか。彼らの内面を窺い知ることが出来ました。
  • ami*15
    2019/03/08
    まみずが過ごせなかった時間を本編のその先も生き続ける卓也と香山。彼女から教えてもらった「生きる」ことへの意味を胸に更なる成長を見せた2人の姿には感動し、この続編に出会えて良かったなと思いました。彼らのその後を描いた後半部分も味わい深いものでしたが、前半部分の本編では描かれなかった卓也&まみずのやりとりや卓也以外の人物目線のエピソードも本編とは違った角度からの「君月」が楽しめてこちらも面白かったです。本編のあのシーンでこの人物はどんなことを思っていたのかが知れた時は凄く新鮮な気分になりました。
  • takaC
    2019/04/01
    ネタバレあり
    前作既読者として帯の挑発に乗せられてしまったが、読まない方が幸せだったという考え方もできるかも。