紅霞後宮物語第九幕

発売日 : 2019/02/15
鴻の立太子に揺れる後宮――。後宮は小玉の敵となるのか、味方となるのか
敵対する司馬氏は消えたが、梅花がいなくなったことで後宮の規律は乱れ、小玉の負担は増大していた。真桂と紅燕が小玉を支えるが、反小玉の動きを見せる妃嬪も出てきている。そんな中、鳳に関するある噂が届き――?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 660円(本体600円+税)
  • ISBN: 9784040730455

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

富士見L文庫の新刊

  • 焔狼国の逆後宮 つがいの妃は空の玉座を守る
    NEW
    焔狼国の逆後宮 つがいの妃は空の玉座を守る
    救国か、解呪か――不死の少女は、究極の選択を迫られる
    松藤 かるり (著者) / 久賀フーナ (イラスト)
    発売日: 2025/12/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 鬼狩り神社の守り姫 四
    NEW
    鬼狩り神社の守り姫 四
    「……千尋くん、約束だよ」人と鬼の全てを知った二人が出した答えは――
    やしろ 慧 (著者) / 白谷ゆう (イラスト)
    発売日: 2025/12/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 手芸喫茶『自由時間』へようこそ 編み物は、幸せの桜色
    NEW
    手芸喫茶『自由時間』へようこそ 編み物は、幸せの桜色
    大丈夫、編み物は何度だってやり直せるから――手芸が紡ぐ、癒やしの物語。
    雨傘ヒョウゴ (著者) / 佳奈 (イラスト)
    発売日: 2025/12/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 十番目のユナス 呪いの伯爵と死なない生贄
    NEW
    十番目のユナス 呪いの伯爵と死なない生贄
    「死ぬだけ」の未来を変えるため。生贄と主人の奇妙な共同生活が始まる!?
    旋 めぐる (著者) / もちゃろ (イラスト) / 路玖乃 きみ (キャラクター原案)
    発売日: 2025/12/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 皇宮軍人の花嫁女官
    皇宮軍人の花嫁女官
    「君に結婚を申し込む。ただし、妻の役割も、一切何も求めない。」
    木之咲 若菜 (著者) / 睦月ムンク (イラスト)
    発売日: 2025/11/14
    富士見L文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • あっか
    2020/07/08
    再読。第二部スタート巻。大きな山場はないけれど嵐の前の静けさというか、後宮モノらしさが出てるというか。女同士のあれこれが見所の1つでもあります。ちょっとずつ小玉の勢いがなくなっているような、時代の流れ的に少しずつ悪い方向に転がっていってる感じがドキドキする。小玉の文林に対する強い気持ちの発露、可哀想…に対する複雑な気持ち、文林と鴻の関係進展なども印象的。…いや、阿蓮の瞬間移動か!?(違)こんな何回も、有り得ない誤字ってある?笑とつい笑ってしまった^^;
  • あっか
    2019/02/17
    第2章スタート。外伝を挟んだため曖昧な部分もありましたが、今巻からついた登場人物解説と相関図、そしてさり気なくエピソードを思い出させてくれる描き方に救われました!梅花亡き後の後宮のゴタゴタを中心に描かれます。真桂が主役と言っても過言ではない。このシリーズは、軽い口調で思わず笑いが出るほどの時も多いのに、そこまで切り込むか…こっちが痛くなるわ…とまで思わされるほど突っ込む深さが凄いと思う…最後の真実には驚き。ここからどう転がるのか、気になることがいっぱい。
  • だりあん
    2019/02/19
    第二部開幕。第一部の表紙にずっと登場してた旦那に代わって、紅燕と真桂(よね?)あの夫妻のお墓が筋肉の聖地になってた。今回の主役、ほぼ真桂。彼女が小玉を偶像視しなかったことで、小玉が救われた。………文林、そっかーヒゲ欲しかったんか…そーだね、軍に入ったときにもっさりヒゲが生えてたら、いらん苦労を………って、物語始まんないじゃん‼️
  • さくらさくら
    2019/04/24
    これで既刊分は読了。しかし、巻を重ねるごとに小玉さんの勢いが無くなっていって少し淋しい。時代設定的にはもうすぐ40歳ってやっぱり老いを感じる年齢なのかもしれないけど、何だろう?空しい…。
  • mariann
    2021/04/22
    なんだろう…終始小玉が余所余所しい。というか、他人行儀で妃どころか読者の私でさえも一線引かれてしまったかのような疎外感を最後まで感じた。次々と出てくる問題や手元から離れてしまった鴻の事。寂しくてポッカリ風穴が空いた感じ。それで分かったかのような憐れみの言葉。あの人までも。虚しいよなぁ。そして手離さないと決めた文林への本当の感情は何処から来るものなんだろうか。いまいち見えない。大きな問題の一冊丸ごと伏線のような今巻だった。