こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌

発売日 : 2017/03/10
メディアワークス文庫の人気作『ビブリア古書堂の事件手帖』スピンオフ!
鎌倉のとある高校で、友達には秘密で小説の朗読配信を行っていた前河響平。中二病溢れる小説も書き綴っていたが、ある日、その小説を書いたノートを学校で紛失してしまう。
拾ったのは図書部員の卯城野こぐち。小動物系で、読書に熱中すると作品世界に入り込んでしまう読書少女だった。熱中しすぎる性格のため、人の多いところで読書が出来ないこぐちにとって、唯一安心して読書ができるのが旧図書室。しかし、利用者のほとんどいない旧図書室は廃止の危機に陥っており、二人は旧図書室を護るため、オリジナルルールの書評バトル「ビブリアファイト」に挑むことに──。
お勧めの本をプレゼンするビブリアファイトでは、実在の名作を多数紹介。原作小説の栞子さんも登場する、本好き高校生たちの青春の1ページ。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048927550

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みんなのレビュー

  • スズ
    2017/03/11
    鎌倉の高校に通う前河響平は、利用者がいない旧図書室を管理する少女・卯城野こぐちと出会う。二人は旧図書室の閉鎖や独占を狙う生徒会や部活から旧図書室を守るため、本の魅力を伝えるプレゼンバトル「ビブリオファイト」に挑む事になり…。プレゼンの打ち合わせで入ったカフェで栞子さんと出会い、彼女の本に関する豊富な知識量に驚嘆しながらも、栞子さんの協力を得ながらより良い紹介の仕方を模索していく二人が良かった。本は大好きだけど人見知りという共通点で意気投合した栞子さんとこぐち、栞子さんの巨乳に撃沈した響平に笑みが零れました
  • た〜
    2017/10/12
    ネタバレあり
    ビブリア古書堂の事件手帖の公式パロディー、もとい、他作者によるスピンオフ。期待したよりずっと面白かった。ビブリア古書堂のご近所の高校の旧図書室を舞台に書籍プレゼンバトル。古書のうんちくを披露するあたり本編と共通する。ビブリアをぐっと軽くしてミステリ色をなくしてプレゼンバトルと青春的要素を加えたらこうなりました。一つだけ残念なのはセクハラ生徒会長(♀)の出番が少なかったことかな
  • だんじろー
    2017/04/16
    思いっっっっきり、ラノベでした(苦笑)。50過ぎのオヤジには、かなり辛い展開。メインであるはずの“ビブリアファイト”のレベルも、正直ちとしょぼいかなあ。本編のキャラクターがちょいちょい出てくるのも、まあお約束程度だなあ。
  • ひめありす@灯れ松明の火
    2017/04/30
    本家ビブリアが比較的物質としての価値に重きを置くのに対して、スピンオフのこちらは語る事に重きを置いています。好きな本を誰かに勧めるのに、どうして「バトル」とか「ファイト」とか、戦闘系の言葉を使うのかなーと思っていて。トークとか、ショー(これもちょっと嫌かも)で十分だと思うのですが。それが嫌でちょっと蟠っている部分もあるのですが。でも面白かったです。「甲賀忍法帖」と「果てしない物語」は読んでないけど、他は全部既読なので解釈の違いも楽しみました。最後のあれはちょっと恥ずかしいね。でも、気持ちがよかっただろうね
  • よっち
    2017/03/10
    密かに朗読配信する高校生の前河響平と幼馴染だった卯城野こぐちが鎌倉のとある高校で偶然再会。こぐちが所属する図書部と旧図書室廃止の危機に二人で書評バトル「ビブリアファイト」に挑むスピンオフ作品。密かにラノベが大好きな響平と、引っ込み思案だけれど児童書が好きで本に関しては人が変わるこぐち。周囲もからかう不器用な二人の距離感や図書部存続を賭けての定番古典を中心とする書評バトルをベースに、ビブリア古書堂のあの人たちもアドバイス役として登場。ラノベらしいテイストをうまく組み合わせた青春小説としても面白かったです。