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角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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ヴェルナーの日記2015/11/1058本編の『R・O・M』シリーズのスピン・オフに位置づけとなる本シリーズ『R・A・M』の第1弾。4編から構成され短編集だ。作者のあとがきにもあるように、『R・O・M』シリーズの数年前へと遡った時間軸の構成となっているらしい。本書で面白いのは、なんといっても、本書の題名にもなっている『FROM THE EMPIRE』で、ツアラ・メトセルート(真人類帝国)の長生種(メトセラ・いわゆる吸血鬼)アスラン子爵と人類の敵(コントラ・ムンディ)ローゼンクロイツ・ロルデン(薔薇十字団)のケンプファーが登場するところだ。
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harass2024/12/1747KindleUnimited。初読作家。2005年のラノベ。現代技術は現存するが詳しい原理理論の知識が失われた未来、バチカンの率いる対吸血鬼特殊部隊の活躍。ヘルシングとの類似点うんぬんがあるが吸血鬼モノの宿命か。正直期待していなかったのだがなかなか。緩急の部分に時代を感じる。キャラの極端な濃さや種類やバトルなどは王道中の王道で、外連味あふれて、読書初心者だとドハマリしただろう。
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藤月はな(灯れ松明の火)2013/09/2031(RAM、ROM、神学大全、及び漫画の内容にも触れています)作者が一年もの重厚な構想を編集者と共に立ててスニーカーで人気イラストレーターだった絵師、THORSE柴本さんがプロデビューを果たした記念すべき作品。当時、隔月刊のスニーカーでは「人気アンケート上位3位内に入らないと即、打ち切り」という作家の胃が痛くなると様な企画で成り立っていたみたいだ・・・・。当時、スニーカーを愛読してくれてトリブラに投票してくれた読者の皆様に改めて感謝を述べます。あなた方のおかげで素敵な小説を読めることができました。ありがとう
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のれん2025/01/1014ネタバレあり『ヘルシング』『吸血鬼ハンターD』『トライガン』を足して割ったような、圧倒的厨二感。もう「ガンスリンガー」と「ソードハンター」がもう極端なカッコよさで、ヤバイヤバイ。 でも横文字の装飾が専門用語として、厳つく解説されないのは面白い。このスタイリッシュな世界観で重要なのは哲学でもSFでもなく、カッコよさを求める酩酊感。装飾は飛ばしても文章はよどみなく進み、読まなくても良い装飾のルビと聖書の引用にこそ、本質がある。 今こういうカッコよさを茶化さずに魅入る若さを自分が持っていることに驚嘆した。
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いおむ2016/05/2911読書メーターのおかげで読み忘れに気付きました(^_^;)安定安心の面白さ♪このシリーズがこれ以上読めないのは余りにも残念ですm(_ _)m
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