昨日の僕が僕を殺す リュウグウノハナヨメ
発売日 :
2018/12/22
舞台は小樽! 「櫻子さん」シリーズ著者のもう一つの人気作!
北海道、小樽。
男子高校生のルカは、人間に紛れて暮らすあやかし達のパン屋さんに居候中。
自身でも霊やあやかしが視えるようになり、おっかなびっくりの毎日だ。
ある日、守り役で狗神憑きの青年・榊の姉が働く水族館へ遊びに行ったルカは、
彼女を粘着質に見つめる不穏な女に気付き……。
ほか、泣けてしょうがない、あるおばあちゃんとの物語や、
都市伝説「テケテケ」にまつわるお話も収録。
この巻から読んでも大丈夫! 面白さ絶対保証の第2弾!!
男子高校生のルカは、人間に紛れて暮らすあやかし達のパン屋さんに居候中。
自身でも霊やあやかしが視えるようになり、おっかなびっくりの毎日だ。
ある日、守り役で狗神憑きの青年・榊の姉が働く水族館へ遊びに行ったルカは、
彼女を粘着質に見つめる不穏な女に気付き……。
ほか、泣けてしょうがない、あるおばあちゃんとの物語や、
都市伝説「テケテケ」にまつわるお話も収録。
この巻から読んでも大丈夫! 面白さ絶対保証の第2弾!!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784041071199
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みんなのレビュー
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黎明卿(禍腐渦狂紳士タッキー)2019/02/06110ネタバレあり【本当に、お前は『同じ人間』なのか?(渚)】第2巻。『ワスレモノ』『リュウグウノハナヨメ』『テケテケ』を収録。今回はルカ自身というより榊や蝶子、田沼や麦澤と共に怪異に挑むお話ばかりで、1巻よりも重さは薄れた感じ。ルカも周囲と少しずつ距離を縮めることで彼自身も変わってきているような気がします。家族を守るためなら自分を犠牲にするブン、千代子と親しくなっていくルカ、田沼との蟠りの解消など切なかったり、泣けてしまったり、面白かったりとまさに満腹間違いなし。死者なんだけど千代子の仕草が可愛くてツボる♡
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寂しがり屋の狼さん2019/08/1157北海道の港町【小樽】が物語の舞台。あやかしと人間が共存する世界。著者が北海道出身なので街並みの描写が素敵で本を片手に散策してみたくなりました🐾おばけ→悪霊→怖いではないのですね(笑)身体を亡くしても想いを伝えようとする…伝えたいことは先延ばしにせず、ちゃんと言葉で伝えたいですね(*^.^*)読み終わってからシリーズ本だと気付いた。一巻も読まなきゃ(*ノω・*)テヘ
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ami*152019/01/0553ネタバレあり2019年1冊目です。ルカが暮らすフレープ・ソーリをはじめ、彼の学校や今回訪れた水族館といった場所にもあやかしは人間と共に生きており、人間とあやかしの繋がりが見えるたび「もしかすると私の身の回りにもあやかしはいるのかもしれないな」と匂わせてくれました。どのエピソードも少し残酷さはあったけど、不思議と温かな気持ちにもなりました。個人的にはテケテケのエピソードが特に良かったです。不気味な話に隠された東さんと友人の後悔を巡る物語は悲しい話ではあったけど、後悔のない生き方とは何か問われた気もしました。
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芳樹2019/01/2751ネタバレあり春の小樽を舞台とした3つの物語からなる連作短編。ルカが振込詐欺被害から助けた老婆とブン=榊との交流を描く『ワスレモノ』。心温まりました。おたる水族館に勤める榊の姉・ちはやを巡るストーカー騒動の結末が恐ろしい『リュウグウノハナヨメ』。”高島おばけ”マジ怖い。田沼の想い人、東さんを襲う呪いに迫る『テケテケ』。幼馴染み二人のすれ違いがとても切ない。ルカの成長が好ましく、また自分の気持ちは素直に伝えよう、というメッセージが感じられました。フレープ・ソーリの未登場あやかし迦陵さんは何者か…。続きが気になりますね。
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ぽぽ♪2019/03/0442ネタバレあり前作で死人と結婚させられちゃったルカだったけど、奥さん(?)も意外と可愛い人みたいで、少しだけ和んじゃいました。頑なに人との関わりを避けてたけど、少しずつ心を開いてきて前向きになれて良かった。普通の生活に戻る事は出来るのか、今後が楽しみです。
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