京都の心臓 鴨川からはじまる恋と冒険

発売日 : 2018/12/15
この紅い石は、京都を護る心臓―-。そして、私の心、あなたの心
30歳を目前にして夫から別れを切り出された旭日。呆然とする旭日の前に現れたのは、恋に悩む日本男児な剣道少年・佐竹と不思議な紅い石、そして烏帽子姿のおじさん安倍晴明だった――。京都を巡る、恋と冒険の物語
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040729879

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

富士見L文庫の新刊

  • 悪魔さんの8畳ワンルーム甘やかしごはん
    NEW
    悪魔さんの8畳ワンルーム甘やかしごはん
    悪魔風レシピが、お疲れOLのお腹と心を癒やします!
    夕日 (著者) / イトコ (イラスト)
    発売日: 2025/09/12
    富士見L文庫
  • 旦那の同僚がエルフかもしれません 2
    NEW
    旦那の同僚がエルフかもしれません 2
    どんなときも、私が君の帰る場所。最強夫婦のおもてなしファンタジー第2弾
    竹岡葉月 (著者) / コタチユウ (イラスト)
    発売日: 2025/09/12
    富士見L文庫
  • 二階の悪魔さん 地獄への帰り方、探してます。
    NEW
    二階の悪魔さん 地獄への帰り方、探してます。
    地獄の侯爵アヴナスの(非)日常系四畳半喜劇!
    谷崎泉 (著者) / 稲荷家房之介 (イラスト)
    発売日: 2025/09/12
    富士見L文庫
  • 百華死亡遊戯 冷遇妃の瞳は後宮の命花を映す
    NEW
    百華死亡遊戯 冷遇妃の瞳は後宮の命花を映す
    その瞳、死の運命を見通す――ひ弱な下級妃が非凡な力で挑む後宮デスゲーム
    もえぎ桃 (著者) / とよた瑣織 (イラスト)
    発売日: 2025/09/12
    富士見L文庫
  • 朧の花嫁 四
    朧の花嫁 四
    この水平線の先に、愛しいひとがいる――。人気の大正純愛物語、第4弾!
    みちふむ (著者) / 鴉羽凛燈 (イラスト)
    発売日: 2025/08/12
    富士見L文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • 佐島楓
    2018/12/17
    うーむ、これは恋愛モノというより、女性が人生と闘う話なのかな。そのわりには仕事の内容にあまり触れられていないが。不思議な疾走感とパワーが強いため、最後まで読ませる力はある。
  • 吊り太郎
    2019/02/12
    京都の心臓、タイトルからして面白そうで内容は、恋愛物かな?と思い読み進めました!すると、いきなり離婚を告げられた30歳OL旭日と剣道部のマネージャーに振られた佐竹。離婚を告げられた旭日が水切りを必死で行っている所、鴨川へ飛び込んだ佐竹を救い二人が出会う。佐竹が拾った不思議な赤い石を旭日へお礼だと渡す。それが京都の心臓であり、安倍晴明が二人で来るべき日まで守って欲しいと告げられる。京都を良く思っていない他の都道府県から京都の心臓を奪いに刺客が現れ何とか守り抜くが、ある秘密が込められた京都の心臓と二人の運命は
  • シナモン
    2019/02/13
    購入本。表紙の絵の感じからして京都を舞台にした軽い恋愛ものかと思ったら良い意味で裏切られた。突然夫から離婚を突きつけられた主人公旭日はひょんなことからルビー色に輝く石を手に入れる。偶然知り合った高校生佐竹とその石を守るよう安倍晴明に言われ、石を狙う様々な刺客から石を守るべく奮闘するストーリー。登場する石に込められた京都の歴史、えぇ~、そこまでさかのぼる話なの❗とびっくり。石を狙う刺客が滋賀、奈良といった京都に嫉妬心を持ってるのが妙にリアルな感じで面白かった。
  • 九月猫
    2019/06/21
    たしかに恋と冒険のお話だけれど、いろんな要素が詰まっててなんとも言えない感じ。 実は、お話自体よりも今どきの女性でもこんなに三十歳を気にするのかというところばかりが気になって。 “思い描いた「まっとう」から外れる。ここでバツをつけて、新しい良縁なんてあるのか。”とか、“男性と女性では三十歳という年齢の重みが違う。きみは『女子クリスマスケーキ理論』というものを知っているかね”とか。 作者さんがちょうどその辺りの年齢で実感を伴っていてのこの文章だとしたら、いまだ世間のイメージがこんなままなのかとびっくり。
  • 本夜見
    2019/07/05
    ネタバレあり
    三十歳目前でいきなり旦那に『好きな人が出来た』と離婚を切り出された旭日。鴨川で溺れかけた失恋した高校生・佐竹を助けた時に見つけた赤い石。それは京都の守護石『京都の心臓』だった。京都を妬み、恨む者から石を守り抜き、五山送り火の夜を迎える。……おお、以外とアクション系疾走感・サスペンス系ドキドキ感アリ。しかし合間に入る離婚についての思考が対称的に淀んだ感じ。メインの二人がだいたい対称的だもんな~。少しまとまり悪い感じがする。