86-エイティシックス- Ep.5 死よ、驕るなかれ

発売日 : 2018/10/10
待ち受けるは新たな地、白い戦場――〈ロア=グレキア連合王国〉編、開幕!
探しに来なさい――。
 シンが聴いた〈レギオン〉開発者・ゼレーネと思しき呼び声。レーナたち『第86機動打撃群』は、その姿……白い斥候型が目撃されたという「ロア=グレキア連合王国」へと向かう。……だが。
 それは生への侮辱か、死への冒涜か。
「連合王国」で行われている対〈レギオン〉戦略は、あの〈エイティシックス〉たちですら戦慄を覚えるほどの、常軌を逸したものであった。
 極寒の森に潜む敵が。そして隣り合う「死、そのもの」が彼らを翻弄する――。
 《連合王国編》突入のシリーズ第5巻!

 雪山に潜む怪物たちが、彼らに、笑みとともに問いかける。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784049120929

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みんなのレビュー

  • 芳樹
    2021/06/10
    ネタバレあり
    レギオン開発者”ゼレーネ”の影を追い『第86機動打撃群』は〈ロア=グレキア連合王国〉へ。そこでシンたちが出会ったものは…。前回ラストのシンとレーナのやりとりもあって、何となく湿っぽい感じが漂っていたところに、作者一押しレーナの”パイスー”姿に一気に持ってかれました。これは目の毒だ。けしからん。いいぞもっとやれ。さて、<シリン>の「生き様(死に様)」に触れて、シンがレーナとやっと向き合えるようになりそうで、良い兆候と思いました。次回二人の関係は動くのでしょうか。続きが大いに気になります。
  • bookkeeper
    2020/08/14
    ネタバレあり
    ★★★☆☆ 初読。北方の王国では連邦と全く異質な思想でレギオンとの戦線を維持していたが、そのバランスを崩しかねない状況によりシン達が派遣される事に。僅かな隙を突かれ戦線を分断された彼らは、経験の薄い攻城戦に臨む…。  レギオンも"人造妖精"も、ヒトではないモノ故の戦術がぶつかり合う中で、命の尊厳が問われます。うーん…86部隊の仲間達の掘り下げよりも、新キャラ・新設定の比重が大きいので、ともすると前からの仲間達の存在感が希薄になっちゃってるような気が。新参読者さんには辛いよなぁ。ストーリー的にも用語的にも。
  • オセロ
    2021/07/06
    シンが聞いた〈レギオン〉の開発者のぜレーネ声と思われる影を追い、レーナ達はロア=グレキア連合王国へ。連合王国は死して尚戦い続ける〈シリン〉を筆頭にした軍が〈レギオン〉との戦線をなんとか維持している状況で。そんな〈シリン〉の死を恐れない戦いの果てをー86ーが自分達に重ねる描写は何とも言えない気持ちになります。 レーナの発案で〈レギオン〉に一矢報いたと思いきや依然として戦戦は平行線のようですが、今回の一件を受けてシンの心境に変化が見られそうなので次巻が楽しみです。
  • まりも
    2018/10/11
    レギオン開発者の呼び声に誘われ、新たな戦地となる連合王国へ赴くエイティシックス。その地で彼らを待ち受けるものとは一体何なのか。極寒の地で「死」と対峙するシリーズ第5弾。おぉう、こう来たか。エイティシックス達ですら戦慄するシリンという存在。死者となった後も道具として使われる彼らがエイティシックス達の在り方をこれ以上なく残酷に突きつける。生きているくせに。死者が吐くこの言葉がベットリと胸に張り付いて取れそうもない。いやはや今回もライトとは程遠い展開だった。レーナの新衣装は癒し。次巻も早く読みたい。
  • かんけー
    2018/10/27
    「死よ、驕るなかれ」...とは何処に剥けた苦言だろう?あとがきの作者トーク(^_^;)wは何時もの様にさも明るく振る舞ってはいるが、本文とのギャップの凄さに逆に畏怖する自分が?前巻ライト回(?)に比べ確かに読んでて辛辣だが、[86]はそう云うモノだと認識して今迄同様臨んだ。レルヒェ!その存在意義の罪深さに只、瞑目するのみ(-_- )ヴィーカの想い人たる忘れがたみ?他方、レギオンとの死闘描写は止まる事なく続々と?生きてはいない機械人形たる彼女達の思想に触れたシンの苦悩も並行して。「死よ、驕るなかれ」とは→