世界を愛するランダム・ウォーカー

発売日 : 2018/10/10
凸凹調査官コンビが遭遇する、新たな世界の謎とは。
深く、広い世界。その全てを知ろうと、天空国家セントラルは各地に調査官を派遣していた。
 調査官であるヨキとシュカが今回向かった先は、水上都市グランナーレ。音楽に愛されたこの街で、今宵世にも奇妙な音楽会が開かれるという。
 曰く、音楽会に参加すると、己の求める死者と邂逅する事ができるというのだが――。
 ほか、春が来ない里、物理法則が乱れた学術都市など、五つの謎を巡る。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 737円(本体670円+税)
  • ISBN: 9784048939591

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みんなのレビュー

  • まりも
    2018/10/14
    深く、広い世界。その全てを知るため旅するヨキとシュカが五つの謎を巡るシリーズ第2弾。ドキドキワクワクしたり、胸がキュンと来たり、切なくなったりー。様々な国を舞台にしたそんな色とりどりの物語で楽しませてくれる本作。広大で壮大な世界、こんな世界があったら良いなとか、自分がその国にシュカ達と共に訪れていたらどう思ったのだろうとか、色々と妄想したりしながら楽しく読ませて貰いました。どこまでも大きく広がっていく世界。未知が多いからこそ、この物語に限界は無い。次はどんな謎が待ってるのか。期待に胸膨らませて待ってます。
  • 成瀬雯悟
    2019/04/02
    ネタバレあり
    ゴシック・ホラー、正統派ファンタジー、恋愛もの、サムライチャンプルー(ジャンル不明)、ミュータントSF、何を描いてもおもしろい。一番好きなのは『星の侵略者』かなぁ。動物と人間の友情ってすごい涙腺にくる。できればタウも生き残って、これからの旅の一員になってほしかった。サムライチャンプルーだけ異色すぎだろと思ったら、執筆者はファンクの方か。真面目な話とネタの落差も、この作品の醍醐味のひとつ。ソッコーで3巻も出るようだし、期待が募るばかり。
  • まるぼろ
    2018/10/20
    セントラルから派遣された調査官のヨキとシュカの世界の未知を観察する物語、第二弾です。今巻もまた未知なる発見な物語揃いで、それでもって本来は大事な出来事な筈な所を、傍観すると言いつつも当事者の幸せの為に丸く収まる様に奔走する所がとても良かったです。今巻で個人的に好きな話だったのは、第三章のリックとロルカの話でした。その次のビート侍も良い感じでブッ飛んでて面白かったですが…w また前巻に登場していたラシャも登場したり、モノリス絡みの話もあったりでそう言った面でも面白かったです。次巻もまた楽しみです。
  • 真白優樹
    2018/10/13
    死者と会える音楽会の開かれる都市を始めとする五つの世界を巡り、新たな出会いを重ねる今巻。 ―――世界に溢れるは、誰も知らぬ不思議な世界。 動物達の世界、物理法則が乱れた世界。今巻もヨキとシュカが巡る世界は不思議に満ちており、前巻にも増して、そこに住まう人達の愛が溢れている、正に愛すべき魅力的な世界がどんどん広がる巻である。どこまで行っても世界は不思議に満ちている、だからこそ世界は面白い。まだ見ぬ世界に触れ、記録を続けるヨキとシュカに訪れる変化。果たして、次の世界はどんな世界か。 次巻も須らく期待である。
  • tomosaku
    2018/11/28
    世界の不思議はどこまで広がり、どこへ向かうのだろうか。高次文明社会に生きる主人公たちが、それでも未踏の世界を調査して旅する物語の二作目。毛色の違う作品が1作あり作者なりの挑戦も思わせるが、その他の各短編は安定感が出てきた。この作品で描かれるそれぞれの世界(街)は、理屈っぽい。だけどその理屈がある上で、理屈では説明しきれない不思議があるのが面白い。短編集ではあるが、大枠として世界全体の不思議を解き明かそうという展開で、それは大変好物なので、続編期待。