天国に涙はいらない

発売日 : 2001/02/25
高校生の賀茂是雄とロリコン天使アブデルが悪魔探しを開始。目をつけたのは薄幸の美少女たまだった……。第7回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作!
涙と笑いの学園コメディ。学校で噂の<呪いの教室>の謎を解くハメになった主人公の賀茂是雄。自身の持つ霊視能力だけでは歯が立たぬと悟った彼は、守護霊を召喚することにした。現われたのはアブデルと名乗るロリコンの熾天使。 呪いの教室は学校に潜んでいる悪魔が原因だと見当をつけた二人は、さっそく悪魔探しを開始する。そして一人の美少女たまに行き当たった。実は彼女、無自覚のうちに強烈な妖気を垂れ流していたのだ。たまを救うため、賀茂とアブデルはついに立ち上がる――! 第7回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 561円(本体510円+税)
  • ISBN: 9784840217378

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みんなのレビュー

  • nob
    2020/11/14
    ネタバレあり
    BookWalker読み放題。第7回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作品。霊能力者の主人公賀茂が、大天使アブデル様と学校の呪いを調査していく話。70ページを過ぎてやっと登場するメインヒロインの悪魔のたまちゃんがとても可愛い。呪いの真相を知ってしまい心を閉ざしたたまちゃんに、賀茂が誓ったシーンは本当に胸が熱くなるのだけど、直後に11冊も続いたシリーズの1巻とは思えないとんでもないバットエンドになってしまう。たまちゃんが泣いている…。ギャグのバランスもよくとても面白いが、次巻がどうなるのかは全く予想がつかない。
  • ソラ
    2010/09/12
    霊視能力を使い、占い師のバイトをしていた主人公の賀茂是雄。偶然クラスメイトの律子に現場を目撃され、学校で噂の「呪いの教室」の除霊を引き受けるハメになる。しかし、自分だけでは太刀打ちできないと悟った賀茂は、守護霊を召喚することに。現われたのは、自身をアブデルと名乗るロリコンの熾天使だった。呪いの教室は悪魔が原因だと見当をつけた二人は早速悪魔探しを開始。薄幸の美少女たまに目をつける。実は彼女、全くの無自覚のうちに強烈な妖気を垂れ流していたらしい。同情した賀茂は、たまを救おうと立ち上がるが…。
  • た〜
    2014/02/02
    【キャラ重視型】(発掘再読)基本ギャグだけれどいい感じでシリアスがスパイスとして効いている。たまちゃんの出番意外に少なかったんだな
  • ウラー
    2015/08/15
    ★★★☆☆神父にひろわれ、人間として育てられた悪魔が、それゆえに自身から漏れ出る妖気を制御できずに、無意識に災厄を撒き散らし、最終的に自分がどれだけの人を殺してきたかを自覚して絶望するという皮肉な展開は興味深かった。絶望し自分の殻に閉じこもった彼女の心を、すべてを受け入れた上で彼女を好きだと言う主人公の言葉が溶かす流れはありきたりだが、主人公があっさり死んでしまうのには驚いた。そして主人公が畜生道に転生した後、天使と閻魔が美少女論議をするラストシーンで物語は終わる。これには呆れた。悩める主人公が天国から→
  • 一撃
    2014/07/01
    まだ電撃ゲーム小説大賞だった頃の作品。設定がやっぱりゲーム風。ラノベのためのラノベというより美少女ゲームを劣化させた印象はかなりある。物語の骨子はかなりわかりやすいし、展開も王道。人を殺すのはどうかと思ったが、今ではなく昔の作品ならではと言える感じだね