彼と月との距離
発売日 :
2001/01/01
互いの引力に支配され、恋人たちはつねに惹かれあう。それは、地球に寄り添う月の姿に似ている―。
祠堂学院3年生の春。恋人の託生を守るために、姿をかえ距離をおき、あえて“他人のフリ”をつづけるギイに変調が…? 愛しているから束縛されたい。好きだからこそ束縛できない。互いの引力に支配され、恋人たちはつねに惹かれあう。それは、地球に寄り添う月の姿に似ている―。表題作のほか、学院の兄弟校・祠堂学園のあの面々も登場する「Steady」など5編を収録。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 586円(本体533円+税)
- ISBN: 9784044336172
シリーズ作品
一覧で見る
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
-
真理そら2024/04/1044吉沢の優しさが裏目に出たり、三洲クンのオレサマぶりが堪能できたりオールキャスト?の充実した巻。『恋するリンリン』は都森になつくリンリンが可愛い、この親のプレッシャーに悩む都森クンはその後どうなるのだろう。
-
れみ2014/05/1925タクミくんシリーズ14作目(3年生編4作目)。表題作は吉沢と泉、利久と岩下の2組がメインのお話。こうやって読んでると2年生編の最後(バレンタインラプソディ)で3年生編に向けて色々仕込んでたんだなと分かって面白い。あと「告白のルール」で三洲に気持ち良く振り回される真行寺が可愛い(^^)ラスト「Steady」は文化祭に「ロレックスに口づけを」のキャラが登場するお話。なぜその二人がくっついてるのだー!と言いたくなったけど…そうかそういうことか…あの時のバラが…(^_^;)
-
扉のこちら側2014/08/2719再読。2014年576冊め。steadyの最後の一文は名文。
-
やっと目が覚めた2021/03/0412ネタバレあり平成13年1月初版、初読。高3の4月。3日後の日曜日に練習試合に応援に来て貰いたかったのに、吉沢は泉にすばる特別展へ行くよう勧める。物分かりの良い吉沢への不満を泉はギイに相談する、なんてぜーたく(笑)一方、利久は彼女には感じない「愛しさ」を岩下には感じると吉沢に告げる。“月は地球の引力が強すぎて自転できない…”《ストレス》「ギイ、ぼくも我慢してるよ」《告白のルール》「俺の食べかけを半分くれてやっただろ」三洲×真行寺《恋するリンリン》清恭×😻《Steady》高2の9月、文化祭。園と院の交流(笑)
-
椿2015/03/2211再読。「ストレス」が好き。みんな、いい友達だ〜!リンリンが可愛くて、癒されるよ。
powered by
レビューをもっと見る