逆転ホームランの数式 転落の元エリートと弱小野球部が起こす奇跡

発売日 : 2018/07/25
何度でも奇跡は起こる、野球だって家族だって。
いつも初戦敗退の秋上高校野球部を救うためにやってきたのは、家庭を失った人生崖っぷちの元エリート社員・八雲だった――。
 野球経験はからっきしの監督は、不安顔の選手たちを前にこう語る。
「俺は統計を使って、この野球部に革命を起こす」
 その革命の第一歩……それは、選手のリストラだった!? 
 データを武器に野球素人監督が弱小高校球児たちと起こす逆転ホームラン、その感動の奇跡が開幕する!

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みんなのレビュー

  • 5 よういち
    2019/11/11
    仕事一筋で家庭を顧みらなかった元エリートがセイバーメトリクスを駆使して弱小野球部に革命を起こす。◆個人的にセイバーメトリクスにはとても興味がある。その思想は仕事にも応用できるんじゃないかと思って独自の指標も探ってみたりしてるのだが、難しいのはデータというのは、あくまでも過去の結果であり、そこにあるのは常に過去の傾向だということ。変わりゆく人や環境に対して100%は望めない。◆さて本書、主人公のクチのきき方が横柄でキライなタイプ。そこを無視すればお話としてはベタだけど良い展開だったな。大した感動はないけど
  • よっち
    2018/07/26
    仕事にのめり込んで家族に愛想を尽かされた元エリート社員の八雲。野球少年の息子と元妻に再び認めてもらうため、野球経験なしの身から初戦敗退の秋上高校野球部の監督に就任し、転落の元エリートと弱小野球部が奇跡を起こす物語。最初は気持ちも分からず最悪だった部員たちとの出会い。そこから彼らと向き合いながら進めていった、データに基づく合理的な練習と意識改革。興味深い練習に八雲や部員たちの葛藤やそれぞれの想いもあったりで、八雲の息子もいる横道学院との練習試合で果たしたひとつの決着にはなかなかぐっと来るものがありました。
  • むっきゅー
    2018/08/03
    野球素人のオッサンが高校野球の監督になり、強豪校に立ち向かう話。メッチャ面白かった。まず、ビジネス界ではお馴染みの手法の数々を、高校野球に持ち込んだ結果が痛快すぎ。強くなっていくプロセスに納得感があり、主人公含め一人ひとりの内面の葛藤や成長が丁寧に描かれ、そしてチームとして一つに団結していく展開に、熱い感動を受けました。ボクの好みにストライク、タイトルどおりホームランな一冊でした。
  • しぇん
    2018/07/28
    セイバーをしらない高校球児とか今どのくらいいるんだろう?と思いましたがトラックマンまで出てくるのは珍しいなと思いました。仕事一筋で妻と息子に捨てられてしまった主人公が高校野球の監督をやる事で部員と共に成長していく物語でした。相手側の監督の反面教師ぷりもよかったですね。しかし、後書きにあった別名義で野球小説…?どの作品なんでしょう。
  • HANA
    2018/10/03
    家庭崩壊してしまった主人公がデータサイエンスで弱小の野球部を強くしていく話。話の展開はなかなか面白かった。理論ばっかりのキャラクターという感じじゃなかった分良かったかもしれない。