アルビレオ・スクランブル

発売日 : 2018/07/10
傷ついた英雄が戦場へと帰還するとき、再び伝説が始まる――。
そうして世界は救われた。
 だが友よ、君の戦いはまだ、終わっていない――。

 人類とは相容れぬ極限環境に生じた、現生生物全ての天敵=「極限生物」との「戦役」を脱した世界。人類の英雄たる元・少年パイロット、若松疾風は……戦後あっさり引退して、人類復興本部食堂付き料理人に収まっていた。
 乗り越え切れぬ傷を抱え、それでも笑顔を取り戻した彼を、しかし世界は放ってはおかない。再来する新種の「極限生物」。新たな才能を示す、まだポンコツのパイロット候補生たち。そして何より、彼の引退を笑って見送り、最前線で戦い続ける愛すべき人。すべての状況が、彼の帰還を、待っている。傷を抱えた英雄がそれでも立ち上がるとき、全ての戦況は覆る――!? 伝説の続きが、始まる。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784048938013

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みんなのレビュー

  • まりも
    2018/07/14
    戦後退役し、料理人となった英雄が再び戦場に舞い戻るロボットアクションここに開幕。この本は物語に出てくる登場人物達同様まだ未熟で荒削りな部分も多い。だが秘められた可能性もまた同様に素晴らしいものがあり、これから先磨いていけば更に輝きを増すだろう予感を感じさせる。心躍らせる要素、魅力的なキャラクター、そしてイチャラブと個人的には結構楽しめた。このカップルはとてもいいカップルだ。あとはロボットモノとしての熱量さえ備えれば、この作品かなりのモノになるんじゃないだろうか。続刊あるなら是非とも読んでみたい。
  • まるぼろ
    2018/07/21
    極限生物…ERと人類との戦いにて英雄的な活躍をした若松疾風は、戦役後にパイロットを引退し訓練施設の食堂付き料理人として働いていたが、そんな折新種のERが出現しだす事態が起こり始め…と言うお話です。素直に面白かったです。戦役にてあるトラウマを抱え一線を退いていた疾風が一美とまりえという訓練生のコーチ役として鍛えるという話も面白かったですし、吹雪の絶体絶命のピンチに一美のある言葉によってトラウマを乗り越えた疾風が活躍するというのもまた面白かったです。今巻の出来事によって新人教官として晴れて→
  • HANA
    2018/09/14
    料理人として働く元英雄が主人公のロボットもの。訓練生の特訓ありの洗浄に舞い戻る展開ありのかなり王道な感じで話は結構好きな内容。出来ればもっとロボット戦が多くなってくるとありがたい。続くなら読みたい。
  • 真白優樹
    2018/07/10
    現生生物全ての天敵との戦争が一応の終結をした世界で、英雄の一人である少年が再び戦火に飛び込む物語。―――楔を解き、片翼が比翼に戻る時、戦場に希望が舞い踊る。変わらず危機が続く世界、全てを発揮できず燻る才能の原石達。そんな絶望的な戦場の中、少年が大切な人の為再起し、自らの楔を解き放つ物語。正に王道の熱さが奔る、原初の熱が心の中に襲い来る物語であり、ひりつくような緊張感と圧倒的な爽快感が見所たる、正直に言って面白い以外がない物語である。これは是非、末永く続いて読まれてほしい。 期待を込めて次巻も楽しみである。
  • のれん
    2018/07/14
    ロボットラノベと言うなら買わざるを得ない。ビジュアルも良く、設定も基本は押さえている。 しかし、ミリタリーではなく、あくまでスーパーロボットヒーローを描こうとしている。 だがそうするなら軍隊関係よりも、もっと機体に焦点を当てても良かった。 ミリタリーとロボットアクションで板挟みになっている印象。 やはり振り切れるぐらい熱さがないとロボットは輝かない。惜しい一作。