86-エイティシックス- Ep.4 アンダー・プレッシャー

発売日 : 2018/05/10
第八六独立機動打撃軍、始動。彼らの時計の針が、いま新たに動きだす――!
二人の奇跡を歯牙にもかけず。戦争は続く。ただひたすらに。

 ついに運命の再会を果たしたシンとレーナ。どことなくいい雰囲気を醸し出す二人に、フレデリカとクレナは戦慄し、そして気を揉むライデンらの苦労は留まることを知らない。
 しかしそんな束の間の休息を破り、レーナを作戦司令とする新部隊に初任務が下った。 共和国85区内北部、旧地下鉄ターミナル。地下深くに築かれたレギオンの拠点が、その口をあけて彼らを待つ。
 そこに見えるのは闇。レギオンの、共和国の、そして彼の国が虐げた者たちの、闇。
 シンとレーナ、二人の共闘を描く『Ep.4』登場!
 “地の底からの呼び声が、彼らに新たな試練を告げる。”
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784048938303

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みんなのレビュー

  • 芳樹
    2021/06/08
    ネタバレあり
    再会したシンとレーナの初々しいやり取りがなんとも微笑ましい。さて、レーナ指揮下での初任務は共和国北部・旧地下鉄ターミナルの制圧。むず痒いような甘い雰囲気から一転して緊張感溢れる激しい戦闘シーンとなり、気持ちの切り替えがなかなか難しい。<レギオン>がなぜ人間の脳を利用することにしたのか。流体マイクロマシンの正体は何か。謎が深まりますね。そして、近づいたようにで全く異なる世界を見ているシンとレーナの二人に心が痛みます。シンが「人間らしさ」を取り戻せるとしたら、やはりレーナの存在が大きな役割を果たすのでしょう。
  • bookkeeper
    2018/10/31
    ★★★★☆ 初読。レギオン生産設備の攻撃作戦。前半はシンとレーナがちょっと距離を縮めたり、新たな仲間を迎えたりとやや明るい雰囲気だが、作戦が佳境に入ると敵の脅威がそれを容易く吹き飛ばしてしまう。 人間の尊厳など一顧だにしない異形の論理の前には、人は無力なのか?悪意や過酷な環境の中で生き抜く為に、自らの人間性を削ぎ落としてきたシン達とレーナの間には思いがけない深淵が横たわっていて、それを埋める術が見つかりません。うーん、読むのが辛くなってきた…。 「あなたはこの世界を…人を。愛せていますか…?」
  • まりも
    2018/05/10
    同じ戦場に辿り着き、ようやく共に肩を並べて戦えると信じたレーナとシンたちの戦いを描くシリーズ第四弾。新章開幕にしてレーナとシンの初めての共闘。普通はここで幸先のいいスタートを切るんだけど、この作品は一味違う。あとがきにある通り、ハッピーエンドのその先をこれ以上なく強烈に、残酷に描いている。人の悪意に晒され、世界に絶望したエイティシックスの心に未だに深く残る傷。その爪痕のあまりの深さにレーナと同じく哀しみを感じた。86という物語は今ここに本当の始まりを告げた気がする。本当話の持って行き方が上手い作家さんだ。
  • オセロ
    2021/07/04
    運命的な再会を果たしたシンとレーナの初々しいやり取りについ頬が緩みますね。 そんな休暇も束の間の出来事で。レーナが新たな指揮官となったー86ーは〈レギオン〉の新たな拠点となった共和国の地球へ。そこで出くわしたフォニクスと呼ばれる高機動型〈レギオン〉に加えて量産型の知性を持つ〈レギオン〉が新たに登場し、更に過酷さを増す〈レギオン〉との戦いにー86ーがどう立ち向かうのか楽しみです。
  • シータ
    2020/09/22
    シンとレーナがようやく出逢って落ち着いて会話しているっていうだけで微笑ましいし、レーナの反応がいちいち可愛かったですね。このままラブコメ続けてもらってもよかったんですけど、エイティシックスなんですよねこれ。戦闘描写も相変わらず良かったし、今回は絶望感というより、ホラーチックな雰囲気あって楽しめた。あとレーナとシン達は近くにいるようでまだまだ距離があって本当の意味で歩み寄れる日がくるのかどうか注目し続けていきたいです。