最高の二次元嫁とつきあう方法

発売日 : 2018/05/10
二次元嫁が実体化! どうする!?
やっぱり二次元が最高だろ。
というか、俺には二次元しかないんだ!

 二次元が好きと言いつつリアルに彼女がいたり、「○○は俺の嫁!」と言いながらシーズンごとに嫁が替わるような奴らとは違う。俺は……俺は本気で、二次元キャラ“胡桃すぴか”を愛してる。
 いつもどおり彼女への愛の儀式に神経を集中させていたある日、俺の前に彼女が現れた。彼女というのは、もちろん胡桃すぴかちゃんのことだ!
 夢や妄想じゃない。モノホンだ。パンツに顔を押しつけることだってできる三次元だ。いや、たとえしたくても、恐ろしくて、そんなことできないが……。
 憧れの彼女を目の前にして、いったい俺はどうすりゃいいんだ!?
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048937917

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みんなのレビュー

  • 中性色
    2018/05/29
    次元の違う話。二次元の女の娘が三次元に来たらどうなるかという主題のコメディ。そこまでラブってはない。佳作というよりはいろんな意味で問題作ではある。ただ次元の違いかはともかく、キャラの方向性や矢印が一方通行気味だったのがな。にしても、今そのパンツ二次元でもそう見ないぞ。個人的にはりゆが好み
  • ラノベの王女様
    2018/05/11
    二次元に魂を捧げた少年が、一途に愛し続けた深夜アニメの美少女と、三次元の世界で暮らす物語。―――すぴかちゃんは現実だ。謎の原理でキャラが実体化する展開といい、設定と現実の違いに困惑する姿といい、某ギャルゲヱを知っていれば懐かしい記憶が呼び起こされること間違いなし。フィクションの中ならお約束でスルーできても、リアルに持ち込まれればそうは問屋が卸さない。その現実感がコミュニケーションの一つ一つに重みを与え、主人公の本気を読者に伝えてくれる。二次元を愛する全てのオタクに読んでほしい作品だわ。うん、面白かった。
  • のれん
    2018/05/27
    人や物を好きになるのは、そこから抽出された要素に好みの「属性」があるから。 決して会話できない二次元に恋するのはそういった属性そのものの擬人化で当てはめやすいからなのだろう。 だが一辺倒なキャラなんてつまらない。小説だろうが現実だろうが如何にいろいろな当てはめが出来る「厚み」のある人間が良い。 そう考えるとタイトルの「最高」も納得。欲を言えばさらなる「好き」の突き詰めをしてほしかった。題材は良いので少し残念。
  • nawade
    2018/05/10
    ★★☆☆☆ 二次元キャラ“胡桃すぴか”にガチ恋している舞坂八雲の前に実体化したすぴかが現れる妄想現実化ラブコメ。理想の二次元キャラに逢えて嬉しいけど、実体化した彼女は初めて会う自分を無条件に愛してくれる存在ではなく、喧嘩もすれば我儘も言うリアルであるが故の感情をぶつけてくる女の子という背反。妄想は妄想のままで終わらせるのが良いのか、自分の思い通りにいかなくても大きな愛で包み込み受け入れるのが良いのか問いかけてくる。でも、ヘタレな主人公が何故かモテまくるのはやはり違和感。もっと痛い感じに仕上げても良かった。
  • 真白優樹
    2018/05/11
    二次元の存在である、アニメヒロインの少女を愛する少年が現実化した彼女と出会い、動き出す物語。―――届かぬその手は今ここに、届かぬ想いは今どこに? もし二次元の存在が実体化したら。命と確固たる自我を持ったら。そんな一度は考えた事があるかもしれない命題を掲げる物語。理想と空想とは違う、この現実での触れ合い。届く距離に彼女はいる、だけどこの手と想いは届かない。それでもと必死にもがき試行錯誤する少年。そんな彼の姿が背を押してくる物語であり、背を押された時、温かな欠片が心に宿っている筈である。 うん、面白かった。