明治あやかし新聞 3 怠惰な記者の裏稼業
発売日 :
2018/04/24
新聞に掲載される妖怪記事には、優しさと温もりがありました。
日がな一日サロンで惰眠を貪る日陽新聞社の記者・久馬と、役者崩れの妖美な男・艶煙の裏稼業を手伝う事となった香澄。
ある日三人で酉の市に出かけると、久馬と艶煙の昔馴染の藤治郎に遭遇する。
思い出話に花を咲かせる三人だったが、ふいに藤治郎が艶煙に対し「まだあの男を探しているのですか?」と、意味深長な言葉を残し――。
艶煙の過去を紐解く大人気明治あやかし物語第三弾!
「雲外鏡の怪」「鬼火の怪」「嘆きの面の怪」三編を収録。
ある日三人で酉の市に出かけると、久馬と艶煙の昔馴染の藤治郎に遭遇する。
思い出話に花を咲かせる三人だったが、ふいに藤治郎が艶煙に対し「まだあの男を探しているのですか?」と、意味深長な言葉を残し――。
艶煙の過去を紐解く大人気明治あやかし物語第三弾!
「雲外鏡の怪」「鬼火の怪」「嘆きの面の怪」三編を収録。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784048938358
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みんなのレビュー
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よっち2018/05/2336久馬・艶煙と三人で酉の市に出かけて、彼らの昔馴染の藤治郎に遭遇した香澄。それをきっかけに艶煙の過去の因縁が明らかになってゆく第三弾。妻の死を乗り越えられない店主、消えた姉と鬼火事件、そして縁談を断る女中の真意。昔馴染みとの出会いから明らかにされてゆく艶煙の過去と因縁。それぞれの事件は実は繋がっていて、現在にまで繋がっていた艶煙が今も探す男との因縁を決着させる展開でしたけど、久馬と香澄の縮まっているような、そうでもないような何ともいえない距離感がらしいというべきか、その辺の変化も含めて続巻に期待しています。
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あゆみ2018/05/1624★★★★★ 艶煙の過去や久馬との出会いが明らかなになり、その因縁が現在にも繋がり艶煙が探していた男との決着がつく展開はあっさりな気もするが、個人的にあまり話を引っ張られるのは好きではないのでこれで満足。次は久馬と香澄のイチャイチャ度倍増を期待!
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たんぽぽ2018/07/2418安定の第3巻。 今回は艶煙エピソードが多かった。幼い艶煙が可愛い。大切な人をなくした辛さは、恨みをはらしたとしても消えない。裏稼業の人助けを続けながら、心を癒して欲しいな。 周りのみんなが気づいているのに、本人たちは気付かないことにしている香澄と久馬の仲のじれったさは、お約束かな。
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とりこ2024/05/0914シリーズ3冊目!鬼火の怪が面白かった🎵江戸時代の話だろう内容がわくわくした!悲しい生い立ちの艶煙だけど逞しく育ってて涙😢
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よっしー2019/02/2414今回は艶煙が話の中心となっていましたね。現実の出来事を、少し妖のせいにしてお話にする。その解決策を取った最初のお話が出てきて、良かったです。今でこそ、艶煙と久馬は仲良しに見えますが…この関係に至るまでは他にも色々とあったのだと思うと、気になりますね。そして、恋愛面に関しては進展があるのだろうか…。まだまだ、答えが出るまでは長そうですね。
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