かまくら『めし屋』のおもてなし ふるさとの味白石うーめん

発売日 : 2018/03/13
懐かしい『めし屋』の料理が、元気をくれる。お代は言い値でかまいません。
仕事に疲れた望が、終電を逃した深夜の鎌倉で辿り着いた一軒の古民家。そこはメニューのない『めし屋』だった。「あんたに必要だと思うものを作るよ」謎めいた店主が出す料理は、何故か自分を知っているようで――。
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 704円(本体640円+税)
  • ISBN: 9784040726335

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みんなのレビュー

  • 佐島楓
    2018/03/17
    ご飯系のラノベが読みたかったので手に取った。鎌倉のちょっと不思議なご飯屋さんが舞台。美味しそうなお店がたくさん出てきて、観光をしている気分になれる。気弱だが心優しい望の、今後の成長が楽しみ。
  • よっしー
    2022/09/26
    タイトルが気になったので読んでみたのですが…正直良く分からないまま終わってしまった感じがします。客が本当に必要としている物を提供する店というコンセプトは素敵なのですが、必要な物を探る方法が不思議なままですし、そもそもお店としてやっていけてるのか分からない部分もあり…個人的にはやや消化不良です。とはいえ、前向きな望の性格は応援したくなりました。
  • メルル
    2018/04/14
    望が、最終電車で寝過ごし行き着いた先は鎌倉だった。黒猫に誘われ、古民家「めし屋」に案内され、ほっとする味と場所を手に入れた。鎌倉の街並みや「めし屋」の雰囲気と物語の温かさが、とても気に入った。店というよりは、母が有り物でちゃちゃっと作ってくれるメニューと言う感じ。この店にはメニューが無い。しかし、不思議店長が的確に飢えている味を提供してくれる。それはやっぱりあの能力があるということだろう。全ての動物好きが手に入れたいであろうあの能力。そして猫がとても可愛い。
  • 2022/08/22
    ちょっと不思議な店主のめし屋。しらすちゃんが可愛いです。鎌倉…行ってみたい街です。
  • 瀧ながれ
    2019/05/19
    これから鎌倉で暮らそうとする青年の、見るものや歩く道の描写が魅力的で、いっしょに鎌倉を歩いてみたくなる作品。舞台となる古民家料理屋もステキで、わたしには何の料理が出てくるかなあという好奇心を抱きました。ただ、店主の秘密が明確にはされないので、現実的な設定とファンタジックな味付けの混ざり加減がうまくなくて、物語の描線がぼんやりとした輪郭のまま終わったのが残念です。