いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ
発売日 :
2018/03/01
宇宙から墜落してきたお姫さまは――僕の「妹」になった。
他星のお姫様を自称する「スピカ」とのトランシーバーを使った会話だけを楽しみに生きる高校生のイズミ。彼の日常はスピカが地球に「墜落」したことで一変した。その日から自転車や人は空を飛び、スピカはイズミの妹だと認識された。改変された世界と甘えてくるスピカを戸惑いつつも受け入れたイズミだったが、今度はスピカを狙う別の宇宙人が現れ――「おまえは『この星』にいていいんだ」
宇宙人と「妹」を巡る、青春ファンタジー。
宇宙人と「妹」を巡る、青春ファンタジー。
- レーベル: 角川スニーカー文庫
- 定価: 660円(本体600円+税)
- ISBN: 9784041068168
角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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アウル2018/03/0923ネタバレあり謎の少女との十分間だけの会話を楽しみに暮らしていた主人公がその少女と出会おうとしたとき世界は変革する。段々と主人公が変わっていく、と言うか昔のよう戻っていく様が主人公しているな~と思った。妙に続く感じになっているし、この巻だけだと少々物足りない感じな印象だった。
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真白優樹2018/03/0417謎の少女との会話だけを生きがいにしていた少年が、他星の姫を自称するその少女と出会い始まる物語。―――遠く、遠くへと伸ばした手に触れたのは。不思議な力を持つ少女を中心に変革を始める世界、当然が次々と切り替わる世界で、少年の世界はまるで超新星爆発のような衝撃に晒され、その胸に燻る願いは星灯に照らされ光を放つ。暗黒星雲が如き幕に包まれた世界の中の、王道の出会いの物語。前作から更に醸成された独自の世界の香りが堪らない物語であり、前作を楽しまれた読者様はきっと楽しめる筈、そんな物語である。 次巻も須らく期待である。
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た〜2018/05/0516うーむ 基本設定は悪くないけれど、言葉遣いがキャラとマッチしていなくて分かり難い
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とめこ2018/04/1216面白かった。こういう少し不思議でロマンチックなお話大好き。時々ハッとするような綺麗な文章が出てくるし、タイトルとか章題のセンスも素敵。無気力だったイズミの変化も良かったです。ただ表紙は凄く良いのに本編の挿絵がなんだか微妙だったのは残念。最後のカラーイラストの意味は…?
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MERLI2018/03/1315主人公の空想から始まる物語。遠い星のお姫様との出会いが、世界を、地球を変えてしまった。そこは自転車が空を飛び、学校の授業は魔法が飛び交う、全ては彼女の出会いから。幕引きの書き方からしてまだ残された謎があるはず、続きがあるなら読みたいです。
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