紅霞後宮物語 第七幕

発売日 : 2018/02/15
これが、あたしたち夫婦の形――それを示すため、小玉は戦場を駆ける!
寛と康、二国との戦いを強いられることになった小玉は、元寛の武官であった樹華と共に戦場で開戦を待っていた。一方宸では小玉の無事を祈る真桂らとは別に、雅媛、梅花、そして司馬淑妃が動き出そうとしていて――。
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 660円(本体600円+税)
  • ISBN: 9784040726090

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みんなのレビュー

  • あっか
    2020/07/06
    再読。戦、戦、戦で(この物語の性質上)いつ誰がどうなるか分からないから、常にドキドキしっぱなしの巻です。でもやはり避けられない別れが…え、ここまで来てあなたも?えっまさかあなたまで?と、辛さが連続し過ぎ。戦場でも後宮でも、不穏な動きと展開が多すぎ。唯一の癒しはやっぱり清喜と丙だけ!王家認定と性の継承システムがよく分からなかったなあ。あと、読点の位置により文章の意味が分かりづらくなってしまっているところもあった気がする。
  • あっか
    2018/10/04
    2回号泣しました(;ω;)戦は良くないですね…しかも、えー?どうなるの?大丈夫!?な展開と最後で次巻を早く読みたすぎる。このシリーズ、第1巻からそうでしたがやっぱり一筋縄では行かせてくれない。綺麗に終わらせてくれない。でもそれがリアルというか、実際の世の中ってこうよね…と考えさせられる。8巻の表紙ー!!泣 これ絶対3巻の明慧と同じパターンだ………読むのが既に切ない。
  • 佐島楓
    2018/02/18
    ネタバレあり
    人間関係の相関図が欲しい。国と国との価値観の差を表すためにジェンダーの要素が入ってきた。しかし文林の小玉に対する愛情はわかりにくい。そして負傷した小玉は大丈夫なのか?
  • よっち
    2018/02/15
    寛と康の二国と戦いを強いられることになった小玉。困難な状況に追い込まれた小玉の元に、康の密使がやってくる第八弾。密使の言い様に夫婦のありようを侮辱されたと感じ激高する小玉。それぞれの国の考え方の違い。檄文で熱い想いを語る一方、それでもどこか冷静な部分がある小玉と文林の夫婦の育まれてきた絆、勝利の目前にしてつまらない悪あがきがもたらした悲劇。こじれにこじれた二人がようやくここまで来たのに、こんな終わり方はないですよね…。娘子ファンの面々が怒り狂ってますけど、この苦境を乗り越えて向き合う二人がまた見たいです。
  • tomo
    2020/07/02
    ネタバレあり
    今巻 シリアスすぎて重かった。 戦だからな。 やっぱり戦争は嫌だ。 明慧の夫寿華まで犠牲に。そして白夫人も。 小玉も苦しんでるし。ま、助かるとわかってるけど。梅花に生気が戻ったのは良かったけど、まさか敵側に立案してたのは驚き。 次巻は明るさが戻ってるといいな。