ゼロから始める魔法の書 11 獣と魔女の村づくり

発売日 : 2017/12/09
電撃文庫が贈る、世間知らずな魔女と獣の傭兵の傑作ファンタジー最終章!
酒場を開いた傭兵と、占い師となったゼロ。
故郷に戻った二人の、村づくりの物語。

 北の祭壇での困難を乗り越え、獣堕ちと魔女が人間と共存するため、故郷の村で念願の酒場を開いた傭兵。村に一軒しかない酒場には、村人達と、占い師として暮らすゼロの姿があった。
 廃村となっていた故郷の立て直しは順調進むかに思われたが、傭兵の酒場で村人達が頭を悩ませていたのは、冬に向けての食糧確保だった。魔女と獣堕ちが暮らしている村ならではの解決策を考える二人は、ゼロが占い、傭兵が獲物を狩ることで解決しようとするのだが──。
 ゼロと傭兵の新生活の物語に加えて、「電撃文庫MAGAZINE」や、ウェブに掲載されたレアな短編3作も収録した特別編!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784048935210

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みんなのレビュー

  • よっち
    2017/12/10
    傭兵の故郷に戻り酒場を開いた傭兵と占い師として暮らすゼロ。そんな二人の獣堕ちと魔女が人間と共存する村作りの物語から始まる短編集。訳ありのものたちで立て直す村ということで発生する冬に向けた食料確保や、祭りに対する周囲の反応。育まれてゆく村としての絆の一方で、苦境を乗り切った二人の現状も描かれていて、それに少し前に遡った時期のエピソードも加えた構成。傭兵はいろいろ気にし過ぎのオンパレードな挙句に純情だったりで、そんな杞憂を吹き飛ばしてくれるゼロとのコンビはいい組み合わせなんでしょうねとしみじみ。第二部も期待。
  • まりも
    2017/12/10
    北の祭壇での困難を乗り越え、傭兵の故郷に戻り村づくりを始めた2人の物語。うんうん、良いね。時には困難にぶつかりながらも穏やかで平和な日々。そんな日常を短編集形式で描いた今作。どの話も傭兵の人の良さ、ゼロの可愛いカッコ良さといったキャラの個性を楽しめるものだったし大満足です。こういう話を読めるのも、傭兵たちがあの困難を乗り越えたからだと思うと感慨深いですね。お気に入りは「忘れられた約束」「獣と魔女の結婚ごっこ」かな。前者はバカバカしく、後者は2人らしい感じがして中々良かったです。良い短編集でした。
  • 中性色
    2018/05/08
    どんな高等プレイだ。今回は新章と短編集。普段とは流れる空気が違うからか、なんか違う話読んでる気がした。一粒で二度おいしいとか。しかし、この作品の登場人物は何かしらどこかぶっとんでるような。まぁ、その筆頭はあの人だが。下手したらラスボスより強いのではないだろうか
  • まるぼろ
    2017/12/13
    さて今巻は第一部終了後の、傭兵の故郷である廃村の立て直しに頑張るゼロや傭兵達の物語と、電撃文庫マガジンに掲載されていた短編3つで構成されている短編集です。今巻はどの話もほのぼのとしていて読んでいて和みました。短編の最後の話は何処のエロマンガ先生だよと思ったりもしましたが…w 南部に程近い村と言う事もあって魔女や獣堕ちに対する近隣の村々の偏見にも晒されていたりもしますが、それでも最初の話や祭の話でもあったように行動で信頼をかち得ていく話はとても良かったです。次巻はまたどんな話になるのか楽しみです。
  • nishiyan
    2017/12/29
    傭兵がかつて暮らした村に、ゼロと傭兵が新たな村を立ち上げるという短編集。差別や偏見、食料不足などに悩まされながらも村を自立させようと奮闘する傭兵。ゼロの魔力が枯渇していて、髪や爪が伸びるようになったりと変化もある。村には神父とリーリーが住み着いているだけでなく、元熊の獣堕ちや元家庭教師の先生といった新たなサブキャラがいて物語を彩っている。過去に発表された第一部の合間の出来事の短編も読みごたえがあった。第二部はどんな話になるのだろうかと期待がますます高まりました。良作。