86-エイティシックス- Ep.3 ラン・スルー・ザ・バトルフロント

発売日 : 2017/12/09
この戦場に彼女は来ない――さらに苛烈な〈ギアーデ連邦編〉下巻が登場!
待望の《ギアーデ連邦編》後編登場! “史上最大の作戦”の火蓋が切られる――!

 敵〈レギオン〉の電磁加速砲(レールガン)による数百キロ彼方からの攻撃は、シンのいたギアーデ連邦軍の前線に壊滅的被害を与え、レーナが残るサンマグノリア共和国の最終防衛線を吹き飛ばした。
 進退極まったギアーデ連邦軍は、1つの結論を出す。それはシンたち「エイティシックス」の面々を《槍の穂先》(スピアヘッド)として、電磁加速砲搭載型〈レギオン〉の懐に――敵陣のド真ん中に突撃させるという、もはや作戦とは言えぬ作戦だった。
 だがその渦中にあって、シンは深い苦しみの中にあった。「兄」を倒し、共和国からも解放されたはず。それなのに。

 待望のEp.3、《ギアーデ連邦編》後編。
 なぜ戦う。“死神”は。
 何のために。誰のために。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784048933971

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みんなのレビュー

  • 芳樹
    2021/06/06
    ネタバレあり
    共和国側、レーナ視点のエピソードが語られると思っていたのですが、ほぼシンの視点によるギアーデ連邦サイドのバトルを中心とした今回でした。能力によって共和国が滅亡したことを知りながら、それを隠して戦いに臨むシンはどんな気持ちだったのか…。自分の騎士をレギオンに奪われたフレデリカの苦悩に心が痛くなりました。全てに決着がつきようやくの対面に至ったシンとレーナの未来に待ち受けているものは何か。続きが大いに気になります。
  • bookkeeper
    2018/08/08
    ネタバレあり
    ★★★☆☆ 初読。敵の超長距離砲の破壊任務に挑む主人公達。しかしその作戦は敵の支配域深くまでの侵攻が必要な決死の任務だった。 生きる意味を見失ってしまった主人公が、ラストでようやくレーナさんと出会えます。 主人公たちを支援する軍人たちは名前も分からないまま斃れていってしまう人たちが多くて、感情移入が難しいです。でも文体は多分に感傷的・詩的で、入り込めないとちょっとしんどいかもしれません。そろそろ人類の反攻プリーズ。 次からはやっと主人公二人が共に歩んでいく展開ですね?楽しみだなぁ(´∀`)
  • オセロ
    2021/06/24
    かつてフレデリカに仕えていたキリヤを取り込んだモルフォが率いる〈レギオン〉とシン達-エイティシックス- を前線に繰り出したギアーデ連邦の戦いも佳境に突入。 モルフォに追い込まれたシンが絶体絶命に陥った場面でレーナが助けにくる場面は分かっていても胸が熱くなります。斯くして再会した彼らのこれからが楽しみです。
  • まりも
    2017/12/09
    ギアーデ連邦編の後半となる第三弾。 戦い抜く事でしか誇りを示す以外の生き方を知らない。そんな「86」たちの戦いを描いた今作。圧倒的迫力と熱量に満ちた戦闘シーン、そして彼等の心が放つ輝きに魅せられて読み始めたら最後、あっという間に読み終えました。正直1巻超えは無理やと心の何処かで思ってたけど、そんな思いを完全に吹っ飛ばされた気分。特に終盤からは色んな感情がごっちゃ混ぜになってヤバかったです。シンという1人の少年に迫ったシリーズ最高傑作と1冊でした。あとファイドがキュートすぎる。日常編も早く読みたい。
  • かんけー
    2017/12/16
    読了した瞬間、体が身震いで震えた♪このゾクゾク感?堪んないww冒頭レーナと准将と思しき?人物との会話から(^.^)超長距離レールガン?主砲口径800ミリって尋常じゃないのは作者さん、のあとがきからもw判るけど(^_^;)無人部隊のレギオンの狡猾さと周到さは♪今に始まった事じゃないのは言う迄もないのだが、シン達「86」にとってはどうでも良いと(^.^)フレデリカとキリの主従を読むにつれ、何時の世も人の想いのやるせ無さにため息が漏れる。閑話休題、シンとフレデリカのやり取りにニヤニヤ♪年齢的に逆な位→