カドカワBOOKSの新刊
みんなのレビュー
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ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)2018/10/1010★★★ 6 設定は素晴らしいと思う。限界集落に現れる羆という現実のシチュエーションにゾンビパニックを組み合わせるという設定は秀逸。ゾンビ達に立ち向かう老人達はとても格好いい。短めな物語であったため急展開しすぎるように見えた。まるで映画のようだった。
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えも2021/04/019地域活性化小説?▼ではなかった。未来の日本。そこでは人は死ぬとゾンビのような存在になり、人を襲うようになる。その大量発生と闘う限界集落の老人たちと一人の少年▼小野不由美の「屍鬼」みたいなテイストでしたが、わりとアッサリと終わっちゃった感。
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アウル2017/12/087ネタバレありタイトルに惹かれて購入。タイトル通りの内容でホンマに先が無さすぎるやろこれ。かつて世界が滅びかけた大災厄の記憶を持つ老人達が集まる村に『留人』と呼ばれる化け物が再び現れたがスペシャリストにより撃退したがそれは恐怖の始まりにすぎなかった。恐山の孫ケイが不憫すぎる。他の人も可哀相だが、『留人』になってしまった自身の母親を殺さないとアカンとは、しかも仲直りできてないままだったし。それでも乗り越え先に進んでいくケイの姿が良かった。
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イカまりこ2022/11/156読みたいリストに入れてたゾンビ物。ツイッターのスペース(ホラー特集)で取り上げられて、すぐ読もう!と思い立った。面白かった~。小説にはこれくらい、ぶっ飛んだモノを望んでるんだなと思えた。いや、ストーリー的には王道かもしれない。群れで襲ってくるゾンビに人々が立ち向かう安心の筋書き。でも現実にこれできる人っているのかな?って。某、話題本では生きるためにもがく善意の登場人物がいなくて、モヤッとしていたのだ。この本には自分の役割をしっかり全うする人がいっぱいで、狡い人間がいなくて、小説を楽しんだ感が凄いあった。
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pn6752020/01/253ネタバレありこのラノ2019より。超過疎集落にゾンビが攻めてくる内容で、思っていたより住民が簡単に死ぬ。ただテンポは良く、まさにゾンビ映画という感じ(あんまり見たことないけど)。案外和風でも馴染んでいたのが意外だった。
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