ダブルブリッド

発売日 : 2000/02/25
第6回電撃ゲーム3大賞<金賞>受賞作品
特異遺伝因子保持生物ー通称”怪(あやかし)”後を受け継ぐ少女、片倉優樹はその力と銀髪から「白髪頭」と呼ばれ恐れられていた。
 ある日、特殊部隊『EAT』へ協力中、優樹は1人の人間の青年と出会う。青年の名は山崎太一朗。『EAT』の一員である太一朗に直情的な言動に最初は不安感を覚える優樹であったが、徐々に彼の飾らない性格に好意を抱くように成なる。一方片倉優樹を付けねらう甲種”怪”が1人。その人物、3年前殺人鬼として日本を騒がせた高橋幸児と優樹とは浅からぬ因縁があった…。
 第6回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞のホラーファンタジー、登場
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 605円(本体550円+税)
  • ISBN: 9784840214179

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みんなのレビュー

  • ナカショー
    2017/09/16
    すごく面白かったです。人間と異種族の交流をリアルに描いた作品。これが10年以上前に出てると言うのだから凄い。次巻も読んでいきます。
  • 彩灯尋
    2022/02/08
    人や動物には無い力と異形を持つ"怪"がいる世界。人と怪の遺伝子を両方持つ"ダブルブリッド"の彼女は人間なのか、怪なのか。人間と怪がどこまで共存していけるのか。山崎太一朗の真面目で正義感あふれる人間味がとても好き。自分の信念に真っ直ぐで正しいと思っていることを曲げないところ。最後のシーン、最高。面白かった。
  • サキイカスルメ
    2014/11/18
    ネタバレあり
    最後の「待ち人は、ここにいた」という言葉がシンプルなのに、優樹の全てが詰まっているようで素晴らしかった。面白い物語でした。怪の優樹と、特殊部隊所属の山崎くんのお話。人ではない優樹と、人である山崎くんの間に芽生える絆のお話でもありましたね。これは愛に変わるのも時間の問題とっみましたよ。敵として出てきた殺人鬼は弱さが顕著にあったので、怖さはなかったですね。一番怖かったのは、得体のしれない浦木さんとその主さんだと思います。最初は独自の正義感から頑なだった山崎くんが、優樹と打ち解けていく様子がよかったです。
  • もも缶
    2013/03/17
    怪である片倉優樹とEATの一員の山崎太一朗。白髪頭と呼ばれ周りから恐れられている優樹、怪を気に入らない太一朗。徐々に変わっていくお互いの印象。中々面白かった。グロい描写も多いが、展開が気になり一気読み。優樹を付け狙う高橋幸児。高橋に関しては悪い奴であるけれど、同情してしまう…。彼はずっと不幸すぎやしないか…。人間が嫌になってしまう。愚直な太一朗に、優樹は救われ一応終わり方としてはハッピーエンド? ここからどう物語が進むのか、捜査六課を去った仲間たちは戻ってくるのか、浦木の存在等々、気になるので読んでいく。
  • ごま
    2013/01/26
    再読。初代イラストレーターが事故死したり、何年も最終巻が出なかったりと、ストーリーもそうだけど製作側にも紆余曲折あったシリーズの第一巻。優樹さんがとにかくかっこよい。見た目は白髪の小柄な少女だけど、中身は渋いおっさん。いろいろひどい目に合ったせいで達観してて、酒が大好きで非常に強い。太一郎みたいにど真ん中ストレートに突っ込んでくるような人間とはそりがあわなそうな感じがするけど、最後まで読むと、むしろ優樹さんに必要だったのは彼のような人だったんじゃないかな、と思わされる。良い作品です。グロいけど