僕の知らないラブコメ

発売日 : 2017/11/25
僕だけが知らない、君との“好き"。
みんなは近いうちに逃げ出したくなるような嫌なことってある? あるよね、きっと。明日になっちゃえばいいのにって思うようなそんな時。僕、芦屋優太はそんな時間を早送りできる能力を手に入れたんだ。これでもう勉強や揉め事、全ての嫌な時間から逃げることができる。やったね! そうして早送りしながら日々を過ごしてたら知らないうちに彼女が出来ていた! しかも相手はあのクラスの問題児、柳戸希美だって? 僕は怯えながらも付き合い始めたんだけど、意外にも柳戸はとても優しくて、そしてとても可愛くて……。どうして柳戸はこんな僕のことを好きになってくれたんだ……? え、このラブコメ、僕だけ知らないの? 第13回MF文庫J新人賞最優秀賞受賞作!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784040695549

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みんなのレビュー

  • まりも
    2017/11/26
    これはスキップがきっかけで付き合う事になる少年と少女の恋の物語。現実から逃げるのは楽だけど、そればっかじゃいつか取り返しのつかない事が起きる、そんな当たり前の事にぶつかった時の痛みと成長を描いた王道ストーリーですね。現実から逃げっぱなしだった主人公が初めて歯を食いしばって男を見せたあのシーンは、中々に良かったと思います。惜しいのはスキップされた期間何があったのか殆ど分からないまま終わる所でしょうか。スキップで空白期間が出来る分、せめて心理描写はもっと欲しかったところ。次巻はそこを補完して貰いたいですね。
  • ヒロロシ33
    2022/01/31
    電子版で読みました 寝て起きたら、数ヶ月先に進んでいた!!! 知らない自分が色々やらかしたらしい。本人は全然記憶に無い。 戻りたくても戻れない日々、やってしまった瞬間に時間戻れとか、ああしてればと思うのは誰しも思うこと、失敗してその失敗を生かすかは自分次第。 自分が変わろうとすることが大事。
  • ami*15
    2018/01/13
    とてもテンポが良くて読み終えるのが寂しくなるような作品でした。私も芦屋のように嫌な時間から逃げてしまいたいと思うことがよくあります。でも嫌な時間をスキップしてしまうことはいつ起こるかわからない大切な時間を逃してしまうことでもあると物語を通じて実感しました。芦屋も能力を手に入れた時は喜んでいたけど、いつの間にかできていた希美と付き合うようになった理由や彼女との思い出を能力を使ったせいで知らないでいることに後悔を感じていく。スキップしてしまった時間は元には戻せない、だからこれからの時間はゆっくりと希美との→
  • むっきゅー
    2017/12/06
    数ヶ月ほど未来へスキップする能力を持ってしまった芦屋くん。時間を飛ばした間に、ヤンキーだけど美少女の彼女ができていたのだが、という話。途中の記憶がないため、どうして付き合い始めたのかも分からないが、結果オーライぐらいにしか思ってなかった芦屋くん。現実逃避癖の抜けない芦屋くんがまた時間をスキップすると、なんとそこには!結果よりも、課程こそが大事だということを痛感し、失った時間は取り返せないが、その後悔を糧に前に進む芦屋くんが実に青春していて、眩しいです。ラブコメでもコメ要素少なめで、ラブ多めです。
  • まるぼろ
    2018/01/06
    ある事を切っ掛けに努力しても報われないなら楽して生きた方が良いと思う様になった芦屋優太は、またある事を切っ掛けに時間をスキップする能力を手に入れるが、スキップした先の時間で知らない内にクラスの問題児と目されている柳戸希美と付き合っている事になっていて…と言うお話です。とても面白かったです。文字通り時間をスキップする事によって嫌な事から逃げ続けていた優太なだけに、希美に愛想を尽かされる事になったのは必須だった訳ですが、一度は腐りかけたものの、最後にはキチンと→