覇壊の宴
発売日 :
2000/01/25
期待の新鋭による、サスペンスフルな腰抜けファンタジー登場。
「た、たすけてぇ~!」鈴木は声にならない悲鳴を上げていた。目前には人血と涎が滴るドラゴンの牙が迫っている。なんでこんなことになってしまったのだろう。会社の上司に嫌われ左遷されてやってきた“新世界”。ファンタジー小説そのままのようなこの異界で、冒険への期待がなかった訳じゃあない。でも理想と現実は大違い。戦争で人は沢山死ぬし、ドラゴンに喰われそうになるしと、ろくでもないことばかりが起きる。エルフのメイドは可愛いけど、これで月給15万円じゃやってられないよ~。血の匂いに満ち、陰謀渦巻くファンタジー世界で、平凡なサラリーマン鈴木君は生き延びることが出来るか!?第11回ファンタジア長編小説大賞準入選!期待の新鋭による、サスペンスフルな腰抜けファンタジー登場。
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784829129449
- 判型: A6/文庫
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ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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fap2014/10/260詰め込みすぎ。 鈴木さん、最期まで全く活躍しません。 主要キャラクタの数こそ少なく、すべての背景事情を描写されることもないけれど、 それをうかがい知ることができる片鱗をちらりと見せます。 でも詰め込みすぎです。 結局何も変わりませんでした的なエンディングはありがち。 もちっと盛り上がる場面があっても良かったんじゃないかと。 エルフ娘の扱いも、なんだかなぁ。
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dogu2022/02/150一般人の立場で異世界に行くとこうなる。今となっては『GATE』ような万能感に満ちた作品へのアンチテーゼともなっている。
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