アサシンズプライド 7 暗殺教師と業火剣舞祭

発売日 : 2017/10/20
――お嬢さま。その日、あなたは命を落とすことになるのです
「メリダ=アンジェルの殺処分が決定した」メリダの祖父モルドリュー卿。彼から白夜騎兵団とクーファに下されたのは、武具の祭典・鋼鉄宮博覧会において、メリダを聖騎士と偽ったまま永遠に葬り去ることだった――。

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みんなのレビュー

  • よっち
    2017/10/20
    メリダの祖父モルドリュー卿から白夜騎兵団とクーファに下されたのは鋼鉄宮博覧会においてメリダを聖騎士と偽ったまま永遠に葬り去ること。クーファも指令を明かせないままメリダが舞台に向かう第七弾。密かにメリダのために特訓を施すクーファと暗殺指令を利用し襲撃を企む黎明戯兵団。複数の思いが交錯する舞台ではそれぞれの矜持を賭けた戦いがあって、自らの運命に向き合い公爵家令嬢たちと力を合わせ窮地を乗り越えてみせたメリダの成長と覚悟は、物語の大きな転機になりそうですね。まだまだ二人の茨の道は続きそうですけど次巻が楽しみです。
  • まりも
    2017/10/22
    武具の祭典・鋼鉄宮博覧会。そこでメリダ暗殺の指令が遂に下されてしまう第七弾。メリダを護るため動くクーファ、暗殺指令を利用した襲撃を企む黎明戯兵団、そして逃れられぬ運命に立ち向かうため公爵家令嬢たちと共に戦うメリダ。そんな様々な思惑が入り乱れた今巻の最大の見せ場はやはりメリダが見せた覚悟であり、少女の持つ可憐さと力強さ、そして美しさを同時に感じさせる内容になっていました。物語の大きな転機を迎えたわけですが、2人はこの茨の道を越えることが出来るのか。ここからの展開がとても楽しみです。
  • むっきゅー
    2018/05/02
    第一部完といってもいいほどの激熱展開でした。特に、公爵家四姉妹がメリダの指揮のもと、全力で戦うシーンは最高(泣)。今巻は、博覧会に紛れてメリダがついに暗殺されることに。さらに白夜と黎明両ギルドの思惑が交錯し、クーデター騒動に発展という話。バトルも熱かったが、先生をめぐる女の戦いがさらに熱かった。ミュールが先生の部屋のベッドで迫っているところをメリダに見られ...。「つんつーん」というメリダのヤキモチが、可愛すぎる。ミュールの目標は、公爵家四姉妹が先生ハーレムに入って、みんなで仲良く暮らすことか!
  • まっさん
    2019/09/24
    ネタバレあり
    ★★★★☆ シリーズの中で圧倒的に一番面白かった今巻。物語の根幹を成す重大な秘密が遂に明かされ、今まで以上に過酷な道のりを歩むことになったメリダ。果たして彼女に幸せな未来は訪れるのか。ただ個人的にモルドリュー卿の人格がブレブレなところが少し気になったかな〜…確かに自分の孫娘を殺すことに葛藤を覚えてるのは分かるけどもそれにしても尽く物語にとって都合が良すぎるように感じた。あとメリダとミュールの見せ場の多さの割にエリーゼとサラシャの出番があまりないのが悲しい…
  • 真白優樹
    2017/10/22
    武具の祭典にて、遂にメリダの暗殺指令が下される今巻。―――遂に訪れた危機の中で示せ、彼女の価値。遂に下された指令、殺させぬ為に自らの仕事を為すクーファ。自分達の企みを目論む者達。それぞれの思惑の中動く大人達、そして迫る危機に全力を尽くし立ち向かうメリダ達子供達。幾多の思いの交錯の中に、それぞれの譲れぬ本分が激突する今巻。確かに危機は乗り越えた、だが示した力は波紋を招く。真実は否応なく明らかとなり、もう戻れぬ中でメリダが歩き出す道とは。そして彼女を支えるクーファは如何なる道を歩むのか。 次巻も楽しみである。