アヤカシ絵師の奇妙な日常
発売日 :
2017/09/23
アヤカシを消すことを生業とする青年と、彼を慕う美大生の奇妙な日々を描く
実乃里が通う美大には、妖怪ばかり描くことから「妖怪画家」と呼ばれる青年がいた。無愛想で無口な彼の本業は「消し師」で、人間との共存が難しくなったアヤカシたちの悩みを解決することだというのだが――!?
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784048934107
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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佐島楓2017/09/2555ネタバレあり最初は文章表現の上でわかりにくい部分があるなと思っていたが、最終章がとてもよかった。次巻も期待させていただきます。
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はつばあば2020/04/2040アヤカシを絵の中に閉じ込める消師。絵を描くことだけでも凄いです。人とアヤカシと猫、とっつきにくいと思われた一色が白川によって変わっていく様・・優しいお話でした。
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あゆみ2018/09/0622★★★★☆ 「消師に描かれたアヤカシは人間からは姿が見えなくなる。ただし、その効果は消師を始めとするアヤカシに関与する生業の人間と、その絵の正当な所有者に及ばない」 あやかし関連の小説をよく読むが、こういう設定は初めてで興味深い!優しいアヤカシばかりが登場したが、続きが出るのなら情報屋の青峰が言っていたような危険なアヤカシや退治屋が登場するような話も読んでみたい。
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HANA2017/10/308描くことによって妖を人から見えなくすることを仕事にした青年とその青年と出会ってそういった世界に関わっていく主人公の話。怖さよりも優しさが表に出ている話で全体的に穏やかな感じ。芸術関係の大変さもありながらそれでも好きなことに頑張ろうとする主人公が良い。
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凍矢2017/10/267アヤカシというので、悪いほうの想像していたのですが、全くの正反対でした。優しいというか、ほんわかするアヤカシばかりで、ほっとしました。主人公の美術に対する思いも、誠実ですし、これからも頑張ってほしいと、思います。続刊希望します。
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