君と綴った約束ノート
発売日 :
2017/09/15
一緒に行こう。そのノートに残された、君との約束を叶えに――。
大学受験に失敗した春先、亮介は初恋の人、奈緒と再会した。やがて付き合い始める二人。ところが連絡手段は彼女から渡された1冊の古めかしいノートだけ。それは書かれた願いの叶う、不思議なノートだと知って……?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784040724492
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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佐島楓2017/09/2446ネタバレあり途中で展開が読めてしまって、とてもベタな作品ではあるけれど、空気感がとてもきれいだった。
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sakadonohito2022/12/1217読み始めて割とすぐに既視感に見舞われ、最初は何番線じだよと思った。結末は想定通りではあったけど彼女の秘密が半分もいかないうちに明らかになり後半は彼女のための桜の名所巡りみたくなってた。心をはうあうさせるものがありなかなか良かった。抗えず別れる事があっても、キチンと相手に好きだと伝え合った記憶があれば人は前を向いて生きて行ける。気がする。
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chi.2020/01/0610ネタバレあり初恋の人、菜緒と恋人同士になった亮介。二人は古いノートで交換日記を始める。それは、二人が昔使っていた「書いた約束が本当になる“願いが叶うノート”」だった。ただし、そのノートが願いを叶えてくれるのは春の間だけ、という条件があった。ノートによって叶えられた菜緒の願いも、春が終われば元に戻ってしまう。少しでも春の時間を長く過ごすため北へと向かった二人は、そこで新たな約束を交わす。 儚い雰囲気がとてもきれいな物語でした。
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あい2021/02/237ネタバレあり前半は漫画のようにかわいらしい青春小説として楽しめました。後半は、先が読めてなお感動!とまではいかず残念でしたが、桜の季節に嵐のように過ぎ去った大切な奇跡の出来事でした。
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凍矢2017/09/156まさかのラストに泣きそうになりました。不思議なノートのことや、主人の最後までの道のり、ヒロインの女性の存在などの全てが合わさって出来た、感動の一冊でした。
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