慕情恋情 大正青夢譚
発売日 :
1999/10/01
無垢な少年と滅びの運命に身をまかせる青年との純愛を叙情的に描いた華麗なる大正浪漫ラブ・ストーリー
時は大正元年。『文遊堂』の書生として働く小太郎は主人の寿太郎から、吉原の遊郭に逗留する銀月の元へ金を届けるようにいわれる。銀月という男、美しく孤高で近寄りがたく、そして寿太郎の情人でもあった。それを知る小太郎は不思議に思いながらも、銀月の元を訪ねるが……。無垢な少年と滅びの運命に身をまかせる青年との純愛を叙情的に描いた、秋月こおの華麗なる大正浪漫ラブ・ストーリー。 ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 586円(本体533円+税)
- ISBN: 9784044346270
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
-
MM2016/06/189ネタバレありシリーズものだが前の巻が無かったのでこちらを読む。未読でも大丈夫だったがこちらを読んだら前の巻揃えたくなった。しかしこれ続くような終わり方だよねと思ったんですが出されていないみたいで。。。この後どうなったのーーー!とジレンマありまくりな状態になりました。時代は大正初期。辻村小太郎は本屋「文遊堂」の主人・室井寿太郎の家で書生をやっている。小太郎にとって室井家で居候の身となっている自由人・銀月は何かと気になる存在だった。
-
珂音2011/06/039へ?シリーズですか? これ単体で読めない事もないけど銀月さんが自分を消そうとした事件 知りたいです。どこかで手に入るだろうか・・・・ 大正浪漫でイラストが波津さん、それだけでシリーズ2冊目から読んでしまったマヌケさも随分救われます(笑)
-
rabbit2025/03/317ネタバレありシリーズ物の続編でした。『文遊堂』の書生として働く小太郎と美しく孤高で近寄りがたいとある身分の風来坊銀月との大正ロマン話。これから盛り上がりそうなのに続編が出ていなくて残念です。
-
ホレイシア2008/05/064南朝の帝の銀月氏、小太郎君と旅に出た…ところで終わっちゃったんだよね。あとは勝手に妄想するしかない(笑)。
-
ほろろん2015/10/140手に入れるのに苦労した。けれど相変わらず大正時代の描写が精緻で素晴らしく大満足。前作よりよりホモホモしているけれどもメインストーリーが面白くてどうでもよくなった(ホモ趣味ではないので…)続編、でないかなあ。
powered by
レビューをもっと見る