もう一度、日曜日の君へ

発売日 : 2017/07/15
僕はさがしている。永遠に続くと思っていた、日曜日の君を。
5月28日、日曜日。不思議な綿星に触れてから、僕と莉央は同じ日曜日を繰り返している。これは僕の望み。今日が続く限り彼女の命が消えることはない。しかし繰り返す度、僕の中から莉央との思い出は消えていき――
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040723563

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みんなのレビュー

  • 佐島楓
    2017/08/01
    こういう奇跡を、ずっと待っている方もいるのだろう。でも、奇跡とは、天文学的な確率でしか起こりえないからこそ奇跡なのだ。
  • ぐっち
    2019/10/05
    5月28日を延々ループするようになった2人。ループを最大限に利用して、病院を抜け出してやりたかったことをやりまくるのが楽しいけど、このループから抜け出したら悲しいことが待っているとしか考えられない…。流行りのループものをつかって、うまいところに落としていて面白かった。
  • まるぼろ
    2017/09/19
    町外れの病院を抜け出して向かった先の、弁天島にある厳嶋神社へ向かう橋の上で山城静流と佐倉莉央は白く光って浮かぶ綿の様な物に触れるが、その時から5月28日の日曜日を繰り返す事になり…と言うお話です。とても良かったです。静流が莉央の記憶を失っていく原因が他ならぬ莉央の願いだったのには驚きましたが、莉央の気持ちを考えれば静流の幸せを願うならば至極当然の願いだろうと納得出来ました。他にも二人とも行き詰まりになっていた家族との関係をお互いの幸せの為に修復させたりと、繰り返す日曜日の中で成長しながらも→
  • やまと
    2017/08/05
    ネタバレあり
    高校生の静流と治療法のない難病を患う莉央がある夜に願いの綿星に触れた事をきっかけに5月28日を繰り返す事になる。これ幸いと有意義に過ごすけれど、その代償として莉央と過ごした記憶が日を経るごとに失われていく。そんな状況の中でも静流は自身の記憶の謎よりも莉央と過ごす時間を大切にし続けるとても優しい心根の持ち主でした。一方で終盤で明かされた莉央の願いもまた優しさに満ち溢れていました。そんな2人だからこそ願いの綿星が現れたのではないだろうか。そして物語のキーパーソンとなったアサギリさんが良い味を出してました。
  • ツバサ
    2017/07/17
    まぁまぁ。病気のヒロインと主人公が繰り返される日曜日を抜け出そうてするのではなく、繰り返される日曜日を楽しもうとするのは意外性があった。しかし、繰り返されしの代償もあって。それは主人公にとっては大切な記憶。マンネリな空気に緊張感を与えていて良かった。物語の結末としてはパンチが弱いと感じたが読んだ価値はあったと思ったから、それで良いんだなと。未読の人が壮大なストーリーを期待しているなら待ったをかけたい。