欠けゆく都市の機械月姫
発売日 ：
2017/07/01
転生先は、人間から忘れられたアンドロイド少女たちの楽園！？
美少女フィギュアを愛する少年・桜井拓人は、「必ず未来へ行ける」と嘯く変人科学者の実験に付き合い事故に遭う。目覚めると目の前には絶世の美女と青き地球――。「今は西暦XX年。ここは廃棄された月面都市ムーンダリアです」どうやら“月”に未来転生したらしい。エレクトラと名乗る彼女は、人間への性的奉仕を目的に作られたアンドロイドだった。現代へ戻る方法を探す矢先、拓人は自分に“ある任務”が課せられていることを知って……。
- レーベル： 角川スニーカー文庫
- 定価： 660円（本体600円＋税）
- ISBN： 9784041058183
角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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まりも2017/07/0237狂人科学者の実験に巻き込まれ、未来転生してしまった主人公が、性処理特化アンドロイドと出会い始まるSF物語。ポンコツ処女なのに頑張ってビッチを演じるとかこのヒロイン分かってやがる。人間とアンドロイドの甘いイチャイチャ恋模様がたまりませんね。このえっち具合最高ですわ。ただ甘さはとても良かったんだけどその分シリアス要素が微妙というか、唐突に入った感じがするせいで後半からの展開が浮き気味だったのが気になりました。まぁ耳掻きプレイが最高に素晴らしかったし、次回作も出たら買おう。関節外しっ娘出してくれてもいいのよ？
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真白優樹2017/07/0715変人科学者の実験事故で遥か未来の月の世界に意識が漂着した少年が、月に住まう機械の少女に出会い始まる物語。―――壊れゆく世界、だけどそれでも守りたいものがある。これは少女との触れ合いの先に、少年が自らの信ずるものを見出し駆ける物語であり、少年に一目ぼれした少女が愛を見つけ、姫となる。儚くも美しい世界と二人の甘やかな触れ合い、そして信ずるものを賭けた熱い戦いと約束交わす別れが揺れ踊る、甘さと儚さが同居した独特の味が心に遺り、それが面白いという感情を引き出す、甘く優しい物語である。 次巻も楽しみである。
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たこやき2017/09/0512中盤までの話の流れは、昔懐かしい『うる星やつら』とかを彷彿とさせる話。そして、その後は、シリアスを挟んでのまとめ、と手堅いというか、結構、ありがちな流れ。ただ、あとがきを含めて、その中にある、実はかなりえげつない性癖が印象的だったりする。異世界転生とかについては、ドクとかの設定が何かあるのか、と思っていたのでちょっと肩透かしだったりもするし。ヒロインたちが、性的奉仕をする存在、ってのはともかくとして、関節を外してのプレイを担当とか……どんなニッチな性癖を対象にしているんだよ！ とかね（笑）
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キリル2017/07/239変人科学者の実験に付き添って事故に遭い、未来転生してしまった主人公。そこで月の姫君ことアンドロイド・エレクトラと出会い、現代に戻る方法を探しながら彼女らと親交を深めていく話…が前半。前半は恋愛部分が強く甘い感じですが、後半はシリアス部分が強くなり徐々に儚い感じになり、その流れの切り替えが結構急で引き込まれました。まさかエロ度合を耳かきであそこまで表現するとは考えつかなかったです。こういう感じの話だとラストは結構明るい感じだと思いましたが、実際のラストはあまりそういう未来が見えなくてなかなかだと思いました。
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nawade2017/06/309★★★☆☆ 変人科学者の実験に巻き込まれ未来転生した拓人はエレクトラと名乗る少女に助けられるが、彼女はセクサロイドだったというＳＦロマンス。人間とアンドロイド、更にロイという本来の肉体上に宿った仮人格という二重の意味でハードルが高いカップルの恋模様が描かれている。エレクトラは性処理目的に作られたお姫様仕様アンドロイド。処女なのに存在意義のためにビッチを装うがポンコツなので、あちこちでボロが出まくりと、なんだこの男の理想てんこ盛りな仕様はと言いたくなるヒロイン。そんな彼女をメロメロにする耳かきプレイが最高。
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