紅霞後宮物語 第六幕

発売日 : 2017/06/15
小玉を、大切にしたくなっている。――二人が選んだ夫婦の形とは
寛への使者に選ばれたのは、小玉ではなく班将軍だった。小玉に名誉を与えたいと思う反面、戦場という死地へ送ることに躊躇いを覚えはじめた文林。一方の小玉も、自分らしくないと感じつつも心を持て余していて――。
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784040723457

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みんなのレビュー

  • あっか
    2020/07/03
    再読。いやーやっぱり夫婦相和しの基本は会話!コミュニケーションだよね!を実感した巻!(?)まだ拗れてる感じはするけど、一般的な愛や恋とは違う2人の形ができてきたのかなあと感じます。うーん文林がそこのとこ今一つ頼りないけど。年数も経ち登場人物も増え、一気に再読してるのにそろそろ相関関係と登場人物の年齢が分からなくなってきた…鴻は何歳になったの?^^;鳳のメンタルは心配なこと、小玉が大きな戦に出陣すること、梅花の体調、淑妃の不穏…次巻、どう来る!?という内容がてんこ盛りです。清喜と丙が癒し。
  • あっか
    2018/09/29
    前巻の「小玉違う違うー!!」がそれとなく収まるところに収まった感じでホッ…です。まだ釈然としない気持ちは残るけれど、あとがきの通りどうやら2人とも大変こじれている様子だし…もう少し待ってみるか。笑 次巻ではいよいよ戦に赴いてしまうであろう小玉、また4巻の時のように文林の出番&進展はほとんどなくなってしまうのでしょうか…寂しい。鳳が不穏な感じでちょっと心配。彼も被害者だよね…可哀想。今巻、本編以上に読み応えがあったのがあとがき!そのスケールと構成の壮大さに驚くばかり…!ファン必読です。
  • よっち
    2017/06/14
    流産したことに対する想いですれ違ったままの二人。小玉に名誉を与えたいと思う反面、戦場という死地へ送ることに躊躇いを覚えはじめた文林が、小玉ではなく班将軍を康の対応に選ぶ第六弾。もやもやしたものを抱えたまま決まった対応人事と再燃する立太子問題。小玉を信奉する後宮女性陣の動向には苦笑いでしたが、思うところをぶつけ合えて覚悟を決めてしまった小玉と、彼女に複雑な想いを隠しきれない文林の関係は、信頼関係はともかくもう少し情みたいなものを通わせるところが見たいですね。この危機を乗り越えて変わってくるといいんですが…。
  • 佐島楓
    2017/06/23
    ネタバレあり
    そろそろ人物関係図がほしい・・・。小玉が出陣することとなり、彼女に向けられる悪意があらわに。後宮を「華麗な地獄」と称する著者の目指す方向が長めのあとがきで少しわかる。私もこれからも読み続けていくのだろう。
  • フキノトウ
    2017/07/27
    ネタバレあり
    前回大きな溝ができた文林と小玉夫婦。どん詰まりかと思いきや少し変化が。どんな形になっていくのか楽しみ。ただ、淑妃の息子・鳳が。完全に歪みきるまでに救われたらいいのに。「ふていへいか」と鴻に呼ばれる文林に笑った。戦に出る小玉より、寝付いて弱りだした女官・梅花が心配。