君と四度目の学園祭
発売日 :
2017/06/01
このままの関係が続けばいい。そう思ってた――。
高2の秋。
5日後に迫った学園祭の練習の帰り道、刻谷結羽太はトラック事故に遭いかける。傍らにいた幼馴染の少女・新都久遠がわがままを言って引き留めなければ、大事故になっていたかもしれない。九死に一生を得た結羽太だったが、その後も何かとトラブルに見舞われるように。そんな折り、久遠が学園祭で誰かに「告白」するという噂を聞く。はっきりと彼女への想いを認識した結羽太は久遠に想いを伝える決意をするが……。今日の「告白」を忘れてしまっても、明日君が「思い出」から消えても、必ず伝えにいくから。だから、どうか学園祭で待っていて――。恋と焦燥と疾走が胸を焦がす、青春エンターテイメント!
5日後に迫った学園祭の練習の帰り道、刻谷結羽太はトラック事故に遭いかける。傍らにいた幼馴染の少女・新都久遠がわがままを言って引き留めなければ、大事故になっていたかもしれない。九死に一生を得た結羽太だったが、その後も何かとトラブルに見舞われるように。そんな折り、久遠が学園祭で誰かに「告白」するという噂を聞く。はっきりと彼女への想いを認識した結羽太は久遠に想いを伝える決意をするが……。今日の「告白」を忘れてしまっても、明日君が「思い出」から消えても、必ず伝えにいくから。だから、どうか学園祭で待っていて――。恋と焦燥と疾走が胸を焦がす、青春エンターテイメント!
- レーベル: 角川スニーカー文庫
- 定価: 660円(本体600円+税)
- ISBN: 9784041056820
角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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よっち2017/05/3141学園祭が間近に迫る高2の秋。連日大事故に繋がりかねないトラブルに見舞われ続けながら、なぜか幼馴染の少女・久遠に助けられていた結羽太。そんな折り久遠が学園祭で誰かに告白するという噂を聞く青春小説。そばにいるのが当たり前な久遠の想い人に気づけない結羽太。彼を死から救うためにやり直し続けてきた久遠に突きつけられる絶望。序盤展開の分かりづらさはやや気になりましたが、最後まで諦めない久遠の過去を知り、結羽太が失われかけていたものを取り戻しに行く展開は、報われないことも多い幼馴染ものとしてぐっと来るものがありました。
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そのぼん2017/07/1626悪くはない、悪くはないんだけど・・・。何だか入り込めませんでした。高校生の男女がメインとなって進んでいく、タイトル通りのお話でした読み終えてから時間がたつと内容もすぐに忘れてしまいそうな感じでした。残念でした。
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アウル2017/06/0321ネタバレあり予想していたのとはちょっと違っていたかな。やり直しモノ。両思いの幼馴染どうしなのに、結羽太は身近にいて当たり前と思いすぎてて久遠の想いに気付かず、久遠は久遠で自身の秘密に関わる事の為に付き合うことができないと言う、なんともモヤモヤした展開だった。最後の締めはハッピーエンドで上手い事収めたけれどもそこに至るまでが個人的に微妙だった。
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ひぬ2021/03/2119ネタバレありやり直しタイムリープ恋愛もの。主人公の刻谷結羽太と彼の幼馴染の久遠のうじうじ恋愛模様、そして何故か主人公に襲いかかってくる事故の連続を描いていました。久遠に救われ、九死に一生を得る彼ですが、彼の周囲も事故はどんどん重みを増してきます。タイムリープに関しての終盤での種明かし自体は悪くなかったと感じたのですが、それに着くまでの道程がちょっと苦痛で読み進め難かったです。主人公が硬直したりする謎の力、そして久遠の力も結局説明がされず、中途半端で終わってしまった一冊となりました。
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たこやき2017/09/0317終盤は盛り上がってくるものの……。そもそも、読者視点、しかも、ヒロインである久遠視点で、彼女の想い人が結羽太であり、また、彼の危機を救っているのが明らかなのに、結羽太では久遠の想い人が誰なのかでウジウジ……でちょっとイラッというところも。しかも、タイムリープにまつわる結羽太の危機の理由とかはいまいちよくわからないままで肩透かし。ちょっと話に入り込みづらかった。
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