今日が最後の人類だとしても 2

発売日 : 2017/06/30
「じゃあいくか、世界を救いに」 異文化交流ファンタジー、第二幕。
人類が滅びた世界で、さまざまな種族と一緒に暮らすニンゲン、ユージ。教育を託された三人娘、サーシャとエミィ、リンの実力を周囲に知らしめ、ほっとしたのも束の間、そのことが発端で、共和国は二つの勢力に分断されていた。実力至上主義、ランク制度の是非を問うその騒動に巻き込まれ、戸惑うユージ。そんな時、ニンゲンの仲間から一通の手紙が届く――『ニンゲンだけで生きていける算段がついた。その都市を出て俺たちだけで暮らそう』。無限の可能性をもって突き進む彼らに待っているのは、絶望か祝福か。種族の垣根を飛び越える異文化交流ファンタジー、第二幕。
  • レーベル: ファミ通文庫
  • 定価: 759円(本体690円+税)
  • ISBN: 9784047344983

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みんなのレビュー

  • まりも
    2017/07/02
    人類が滅びた世界を舞台にした物語の第二弾。平穏な生活を送っていたユージが、ランク制度を巡る騒動に巻き込まれることになる話。え、もしかしてこれで完結なのか?人間と多種族、ランク制度と実力主義、様々なモノに翻弄されながらもユージがした選択が、他者族の考えを変えるきっかけになっただけにここで終わってしまうのは残念でならない。彼らの無限の可能性がどんな未来を掴むのか、その先が見たかった。いつかまた彼らの姿を見れる日が来る事を期待しつつ、次回作を待つことにしますか。
  • KUWAGATA
    2017/07/03
    三人の少女との触れ合いがメインだった1巻に比べ、2巻ではこの世界の体制の保守派と改革派、そして主人公たちニンゲンとそれ以外の種族との対立軸が中心となるお話でした。個人的には、もう少しサーシャたちの活躍の場があっても良かったのかなと思いますが、誠実に熱い主人公や戦いよりも言葉を交わすことに重きを置く登場人物のやり方など、庵田節は健在で、読み応えのある一冊でした。でもこれ、最後は完結じみた終わり方になってるけれど、どうなんだろう? あとがきでは、もう少し続きそうな記述もあるけど…。続刊希望します。
  • たにやん
    2017/07/20
    ネタバレあり
    シリーズ2作目。前回の騒動の影響で現在のランク制度に不満を持つ「改革派」と現状のままでいい「保守派」、二つの勢力に分断されていた。時を同じくしてユージはニンゲンの仲間達から都市を離れニンゲンだけで暮らさないかと誘いが届く。今巻ではニンゲンと他種族、ランク制度の枠組みの中で劣る者と優れた者をテーマに描かれていて、より深い話になっていました。ニンゲンと都市に暮らす他種族の間でゆれるユージ。彼が選んだ選択が、起こした行動が都市全体を巻き込んで大きな変革をもたらした。非常に良かった。次回があるのなら楽しみです。
  • ツバサ
    2017/07/07
    1巻の続きが読めて良かったです。ここで終わっても良い締めですが、出来れば続きが読みたいと思います。異文化交流としては良作。
  • 真白優樹
    2017/07/02
    子供達の活躍のせいで共和国が二つに分かれる中、人間の仲間からの合流の誘いが届く今巻。―――同じ者達、違う者達。その狭間で選ぶ道とは。人間達と圧倒的多数の他種族達のすれ違い、そして改革派の黒い思惑が都市に大騒動を巻き起こす今巻は、人間達と他種族の間で苦悩するユージがそれでもと道を選び取り、その彼の選択が、人間にも、他種族にも影響を与え変えていく巻となっている。全てを捨ててこの世界で生きていく彼等。そんな彼等の想いはきっと、この先のこの世界にも受け継がれていくのだろう、どこまでも。 うん、面白かった。