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角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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mura_ユル活動2020/03/22150ネタバレありオートバイを手にした喜び、工具を使いパーツを変え自分のものになっていく。そして、自分の行動半径も大きくなって不安とかワクワク感がひしひしと伝わる。文体はゆっくりとしていて、丁寧に。山梨県北杜市、一人暮らしの女子高校生小熊。スーパーカブはホンダの原付、良く新聞配達で使われるバイク。郵便局のカブは倒立型フォークなど純正からパーツが変わっていること知っていた。そう、オイル交換は自分で変えましょう。挿絵が雰囲気を伝える。役目を終えた郵政カブは譲っても良いのかなあ。読友さんのレビューで手に取った。続く→
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ツン2021/07/18129家族がいないという孤独がどれ程深いものか、わからない。ただ、友達は、本当の友達が一人いればいいというのを聞いたことがある。それがスーパーカブなのか、礼子なのか。ものすごくクールな主人公とクールな文章なのに、ワクワクする。続きも読みたくなる。
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ひさか2017/09/26121カドカワの投稿サイトであるカクヨムのものを2017年5月に角川スニーカー文庫から刊行。ヒロインの名前の小熊は、愛称かなと思いましたが、わからないままです。小熊とカブの関わりが興味深く、面白いです。富士登山に出てくる友人のカブはインジェクション仕様なんだろうなと思います。カブもやがては、電動に代わる日が、来ますが、小熊も乗換えるのでしょうか。続編もあるようで、楽しみです。
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takaC2018/07/25112バイクを乗り回してた頃(かれこれ30年〜20年前)のことを思い出した。武川の高校ってあそこかな?
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スズ2021/02/07107親・金・趣味・夢等、ないないだらけだった女子高生の小熊が、ある日気まぐれに買ったカブによって自分の世界が広がっていく少女×バイク物語。私はカブに乗った事はありませんが、免許を取得して車に乗れるようになった時に自転車では気軽に行けないような遠くの場所へも自由に行けるようになって自分の手の届く世界が広がったような感覚を思い出しました。初めてのカブに戸惑いながらも、自分の世界を少しづつ広げてくれるカブに充実感を感じていく小熊の心境の変化も良く、カブに乗った事のない人も楽しめるカブ入門書のような構成も良かったです
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