きみの祈りを守る歌 天球の星使い
発売日 :
2017/05/01
私を守る貴方の真実が知りたい――。星が導く運命の恋!
生まれた時から自分に宿る星の力を使う“星導士”が頂点に立つ世界、星の原。星をもたない少女・アステラを傍で守ってくれていたのは、謎の男・ロキ。でも彼の本当の目的も正体も、アステラには分からないまま。守られるだけなのは嫌――独り立ちを決意し、星導士の集う“学院”に足を踏み入れたとき、アステラの世界は変わり始めた……。「この子さえいれば、俺はもう何も要らない」星に導かれて、運命の恋が始まる――!
- レーベル: 角川ビーンズ文庫
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784041056226
角川ビーンズ文庫の新刊
みんなのレビュー
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ゆう2017/06/227ネタバレありオリヴィア以来の天川さん。この方の独特な世界観が好きで、購入。今回は星の世界。星の力を使っての魔法などファンタジー要素もありながら、アステラ→ロキはわからなくもないけど、ロキからの感情をもっと表出していけばもっと恋愛も盛り上がったろうになぁとちょっと残念。でも続編があるのかな?あるなら読みたい。シリウスもアステラに興味を持ち同級生?としている事だし、学院編みたいなのがありそうだけど、どうなのだろうか。
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Piichan2017/05/016ロマンティックなイメージのある星座に差別や抑圧を絡ませたのは斬新だと思いました。学院への潜入もスリルのあるものでした。
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紅羽2025/10/115ネタバレあり生まれながらに星を持つ者と持たない者の落差が激しい世界で星を持たない主人公、アステラが未来を掴むため、星導士の学院に入り自身に秘められた謎と向き合う物語。アステラがロキへの気持ちを自覚してからどう進展していくのか気になりましたが特にはっきりとはさせず、教師と生徒として再会。関係を深めるのはこれからという感じで終わっていたのは敢えて良かったと思うべきか。
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ハナ2017/08/275ネタバレあり自分の持つ星の力を振るう者が力を持つ世界で、星なしとして生まれたアステラ。星なしが住む地下鉱山で正体不明の謎の男ロキと暮らしていたが、星なしの味方で義賊‘’夜の鯨‘’を摘発しようと星導士がのり込んできて...。この作者さんの「そう描くのか」という独特な世界観が好き。でも、それに比べてキャラクターに強烈に引き付けられるものが感じられなかったが残念。もう少しロキを深く掘り下げたり、アステラとロキの培ってきた絆を感じさせられるものを描いてたらもっと面白かったかも。
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浮草2017/12/284設定が面白い。また乙女な話だけど含蓄もある。
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