蒼穹のアルトシエル
発売日 ：
2017/07/01
さぁ、冒険の旅を始めよう。終わりが約束されたこの階層《せかい》から。
ここは閉鎖された階層都市。
遺跡での資源回収を生業とする探索者《ラグマン》ヘイエの、無味乾燥な鈍色の日々は、天蓋から堕ちてきた“彼女”によって終焉を迎える。
「この階層世界の果てには、あるんだ！ 無限の蒼穹が！」
アルトシエルと名乗る機械蜘蛛に導かれ、“冒険者”として隔絶された次階層を目指すヘイエだったが、都市を統べる《企業連》が立塞がる！
これは生きるために探索者となり、夢を見て冒険者となった少年の、旅立ちの物語。
遺跡での資源回収を生業とする探索者《ラグマン》ヘイエの、無味乾燥な鈍色の日々は、天蓋から堕ちてきた“彼女”によって終焉を迎える。
「この階層世界の果てには、あるんだ！ 無限の蒼穹が！」
アルトシエルと名乗る機械蜘蛛に導かれ、“冒険者”として隔絶された次階層を目指すヘイエだったが、都市を統べる《企業連》が立塞がる！
これは生きるために探索者となり、夢を見て冒険者となった少年の、旅立ちの物語。
- レーベル： 角川スニーカー文庫
- 定価： 682円（本体620円＋税）
- ISBN： 9784041052853
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角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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ナカショー2017/08/2915帯に惹かれて購入。面白かったです。かなり王道的なバトルファンタジーで安心して読めましたし、後半はバトルバトルバトルであっという間に読み終わってしまいました。最後かなり気になる引きで終わっていたので次巻がとても楽しみです。
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リク@ぼっち党員2017/07/0411ネタバレあり読み終わってまず思ったことは、壮大な物語のプロローグ。蒼穹を目指す少年と少女の旅立ち。バトル、陰謀、謎、色々な要素が絡まり合ってこれからの旅を期待させる。 登場人物はなんと言ってもホン。ただ一つの目的のために全てを燃やし尽くす、凄まじい生き様だった。ババア、カッケーなババア。メインのヘイエ、アルトシエルはまだ語られていない点も多く、二人の旅はどうなっていくのか。
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真白優樹2017/07/0610閉鎖された階層都市の世界を舞台に、鈍色の日常を送る少年が上層から落ちてきた機械の蜘蛛に出会い、始まる物語。―――鈍った世界を越え、新たな世界へと歩き出せ。いつか抱いていたけれど、いつの間にか忘れていた心に灯す思い。そんな思いに火を灯し、文字通り燃え上らせるこの物語は、まぎれもなく広大な世界に、冒険者となる少年と先導者になる少女を始め、様々な煌めく魅力に溢れた者達がひしめき合い隠された謎と嘘も相まって否が応でも心を湧き立たせる、控え目にいっても本当に最高な、熱い冒険の物語なのである。 次巻も楽しみである。
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尚侍2017/07/118面白かった。結構な速度で話が進むので単巻なのかなと思ってましたが、続きがあるということでちょっと驚きました。この設定をこの速度で描いていくというのはかなり贅沢な流れだと思うので、最終的な着地点がどうなるか楽しみです。その一方で正直初巻でかなり出し切ったようにも感じるので、次回以降これ以上の盛り上がりをどのように用意してくるのか、作者の力量に期待したいですね。
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nawade2017/07/018★★★★☆ Web版未読。閉鎖された階層都市で探索者として生活していたヘイエがアルトシエルと名乗る機械蜘蛛に導かれ蒼穹を目指す冒険譚。元々はPixivにて作者が投稿していたイラスト群「鉱石世界シリーズ」に登場するキャラを下敷きに再構築した物語で、まずは世界観ありきで作られているだけに色々な要素がごった煮されているにも関わらずＳＦロマンとして綺麗にまとまっている。そして、味わい深いキャラも素晴らしい。特にババアが格好良すぎて愛しすぎる。ロリババアなんていうもどきじゃなく、ババア萌えできる一冊。
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