福を招くと聞きまして。

発売日 : 2017/02/15
人と縁起物を結んで福を呼ぶ!? 迷える新米作家の京都福招き奮闘記
デビューから一作も書けていない小説家・斎宮祥太郎。売れっ子作家の祖父が亡くなり仕事場を引き継いだのだが、そこには一羽のフクロウがいて――「儂は縁起物の神である。おぬしは儂と招福活動をするのだ」って!?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040721910

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みんなのレビュー

  • 佐島楓
    2017/02/21
    ネタバレあり
    ふくろう姿の一二三をもふもふしたいという欲求は強くわいた。
  • うにすけ
    2017/06/27
    図書館本。大学生のときに働きたくないなぁ→良いタイミングでデビュー→それからだらだらと五年後、って今何歳だっけ??人として…どうなの…スパルタで招福のお仕事をしたほうが良いんではなかろうか…と悶々としました。考えがお坊ちゃんというか、苦労していないんだろうなぁ。ふくろうの一二三さんがもふんもふんで可愛い。
  • ううち
    2018/01/22
    表紙の和服男子に惹かれて購入。 たい焼き好きのフクロウの一二三さんがモフモフで癒される。 おぼっちゃまで頼りない主人公でしたが、ちゃんと成長してくれてスッキリ。どれもホンワカと優しい感じのお話。
  • はる
    2017/12/05
    祥太郎は、大学時代に新人賞を受賞し小説家になるも、その後一切書かず。有名な作家の祖父が亡くなる時に、京都にある京福邸を相続される。そこには、立派な日本家屋と数々の縁起物、そして一羽のフクロウが、フクロウの一二三さんと、祥太郎の招福活動がはじまる。一二三さんが、可愛い。モフモフしたい。続きが楽しみ。
  • アヴィス
    2019/07/23
    信ずるものは救われるを物語にしたような柔らかい小説でした。心から信じれば必ず縁起物は答えてくれる。縁起物は持ち主ができたと同時に意思を持つ。ということで九十九神の成り立ちはこのような形なのだろうと思った。