黎明国(れいめいのくに)花伝 茅舟の王女

発売日 : 2017/02/15
新女王スウェンの治世が始まる――姉妹の運命を描くグランドロマン続編!
黎明国女王位の正統なる継承者が山越国にあり――スウェンが女王に即位して二ヶ月、不穏な密書が朱暁宮を揺るがす。正統なる継承者“もうひとりの王女”の正体とは……? 混乱の中、諸国を統率する重圧に悩むスウェンの傍で、弟のキナンもまた自らの内に潜む昏い本性に苦しんでいた。真相を突き止めるべく動きだしたスウェンだが、そこには女王の血脈をめぐる隠された真実が……。できることならどうか、幸せに生きてほしい――花の痣と予知の力を背負う王女たちの運命を描いたグランドロマン、続編登場!
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784040720876

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みんなのレビュー

  • nono
    2018/03/16
    ネタバレあり
    図書館本。シリーズ第2弾。スウェンが黎明国の女王に即位をするも、未だ混乱の国に不穏な動き。隠された王女とは?騒動を操る者は?今回は前作で大活躍だったルシェは嫁入りも近い事ゆえ大人しく^^スウェンが傾いた国を立て直そうと孤軍奮闘。哀しくも力強い決意と共に弟のキナンと共に生きる事を誓う、ってそういう意味⁉隠された王女の事などふっとぶ位吃驚^^新たな国名や登場人物も多くて、中々大変でしたが国を立て直そうと地味な努力を続けるスウェンが強くて潔くてとても魅力的。今回も楽しく読了。
  • ハナ
    2017/07/16
    ネタバレあり
    無事女王に即位したスウェンだったが、¨正統なる継承者¨と言われる人物が現れる。予知の能力を持つもう一人の王女の正体とは⁉複雑な血縁関係や国の形態など、混乱するところもあるけれど、一巻よりは読みやすくなってた。国の主導者としてやるべきことと、理想の違いに苦しむスウェン。最後にだした決断に彼女が女王で本当によかったと思う。キナンとの仲もうまくいってよかったけど、過去になにがあったのかそこをもう少し詳しく書いて欲しかった。新しいキャラも出てきたし、続くとしたら彼女メインの話になるのかなあ。
  • isfahan
    2017/03/08
    2巻も面白かった~!ベースにあるのは、古墳時代の日本の歴史と、中国との国際情勢・冊封体制なんだけど、それをここまで面白くファンタジー世界に導入できるのか~とひたすら感動しました。中国がモデルの大陸国家、皇国から見ると黎明国(天津洲)の女王(おおきみ)は「東島王」に位置づけられるとか、さらにと触れられるとこととか芸が細かい。属州の長官として刺史の名称が出てくるあたり、中国史における冊封国と郡県の違いを明確に描いていて本当にすばらしい。重ね重ね面白かったですl
  • うさぎや
    2017/02/19
    2巻。今回は女王として即位したスウェンがメイン。キナンと反発し合うという流れにちょっとびっくりした。その一方でさりげに仲の良いルシェとエルダに癒された(笑)。
  • punto
    2018/04/22
    丁寧に読んだので,かなり時間がかかりました.というのは,すでにキャラクターも全て忘れかけていたので(汗).一人の人物に呼び名がたくさんあるから,なかなか覚えるのが難しいです.すでにキナンの存在が頭から消えていたので,スウェンとキナンの関係にびっくり,と思っていたら,この関係は初出に近いんですね?道理で...さすがにこういうことがはっきり書かれていたらそういう人がいたことは覚えていたはずだよなぁ...