魔法密売人 極道、異世界を破滅へと導く
発売日 :
2017/02/10
俺が幻想を終わらせてやる――“最凶”の異世界転移ファンタジー、登場。
〈エルフ〉の少女に乞われ異世界へ高飛びした元極道・成嶋千潮。しかしそこで彼が出会ったのは、気楽なファンタジーとはほど遠い、血で血を洗う絶望的な世界だった。
虐殺された〈エルフ〉たちが、命と引き換えに守ったものーーそれは、服用した者から「魔法」を引き出す薬=魔薬。
「俺が、幻想を終わらせてやる」
たった二人残された〈エルフ〉の姉妹と契約を結んだ千潮。そして最も危険な男は血と硝煙と策略をまとい、残酷な異世界を切り抜け、やがて破滅へと導いていく。
異世界×極道。決して出会ってはいけなかった、最凶の組み合わせで紡ぐ異世界ダークファンタジー。
虐殺された〈エルフ〉たちが、命と引き換えに守ったものーーそれは、服用した者から「魔法」を引き出す薬=魔薬。
「俺が、幻想を終わらせてやる」
たった二人残された〈エルフ〉の姉妹と契約を結んだ千潮。そして最も危険な男は血と硝煙と策略をまとい、残酷な異世界を切り抜け、やがて破滅へと導いていく。
異世界×極道。決して出会ってはいけなかった、最凶の組み合わせで紡ぐ異世界ダークファンタジー。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784048926607
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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まりも2017/02/1239エルフの少女に乞われ異世界に高飛びすることになった極道の男・千潮が、血と硝煙と策略で持って残酷な異世界を生きていくダークファンタジー。うわぁ、こいつはエゲツないな。よくある異世界転移モノの皮を被った、超バイオレンスなピカレスクファンタジーです。主人公が極悪非道、そして他の登場人物も外道ばかりな上に、昨今の流行を真正面からぶち壊す野望と欲望入り乱れるダークな展開に救いの無い結末と中々にエッジの効いた内容となっているので読み応えは充分。こんなエログロバイオレンスをラノベで読めるとは思わなんだ。次巻出るのかな?
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幽冥牢彦(ゆめろうひこ)@雪景色好きの山羊の姿で現れる猫2017/03/0922ネタバレあり久々のダークファンタジー。クデン族というエルフの村の民が、助けた人間の裏切りによって、領主でもある白国という王国にほぼ全員が確保。それを妹と逃れた娘・ルルルが、祖先から伝わる伝承と秘薬を頼りに飛んだ先は、偶然にも極道・千潮(ちしお)がカチコミ相手とムカつく兄貴分の始末の真っ最中。習慣性を持つも、使い方次第で亡国も可能な秘薬に目を付けた千潮はルルルに誘われ、王城で目撃した身内達の末路から、彼女が復讐を誓ったのに知恵を貸すのを条件に、秘薬を持ち帰る為に策を巡らせ、実行します。凄惨な過去に揺れる千潮にも注目。
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たこやき2017/03/1021こういう言い方をすると何だけど、ピカレスクとか、ノワールとか言われる作品の物語をファンタジー世界でやった印象。ラノベレーベル作品としてはどぎつい感じだけど、一般の上記作品ならば、ごくごく普通。そんな中で、ポイントになるのは、千潮のいう「そんなことまではしないだろう、ということをするからこそ欺ける」という言葉。それは確かに敵を欺いたが、しかし……。こうやって考えると、やっぱりエグい描写が活きていると感じる。
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サケ太2017/02/1116ネタバレありえぐい異世界転移もの。極道ものチシオは、長年の恨みを晴らした後、異世界からやってきたという〈エルフ〉の少女ルルルに導かれる。襲撃を受けた〈エルフ〉の村。ルルルの願いのため、自分の欲望のため、外道に手を染める。暴力の気配が漂うファンタジー。チシオの壮絶な過去。悪いやつらの薄汚れた欲望と野望。そして結末。エログロバイオレンスが詰め込まれた作品。救われない。そして、最後の人物はチシオにどのような影響を与えるのか。
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HANA2017/03/0715極道ファンタジー。非常に暴力シーンが多く、読むのが大変ではあったけれど内容は結構しっかりしていて良かったと思う。魔法の概念が良い。登場人物は全体的に悪人しかいないのである意味安定している感じ。衝撃的なセリフが多かったけれど次が出たら多分また読みそう。
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